大型DACの新作やこれから開発が進む試作機なども
Nmodeブースでは、4月11日に正式発売された新作DAC「X-DP10」の製品版がお目見え。価格は35万6400円。DAC ICに「ESS9028PRO」を採用。PCM768kHz/32bit、DSD11.2Hhzに対応する。PCでのDSD再生はDoPとASIO2.0に対応し、Windows用ソフトの「JPLAY」で「DAC Link 700Hz」の高音質設定が可能だとする。ただしマシンパワーを要求するため同社ではCore i7のデスクトップ環境を推奨している。
トライオードブースには発売日も価格も全く未定という完全試作アンプが持ち込まれていた。同社が取り扱う27万円のCROSSZONE「CZ1」をはじめとしたハイクラスヘッドフォンを満足に鳴らすために開発中とのことで、製品化するならば価格もそれ相応になるだろうとしている。
KORGブースには超小型真空管「Nutube」を使ったアンプ基板「NuHybrid」が展示。同社によるとアメリカ人愛好家PeteMillett氏の趣味が高じて作ったモノで、真空管と半導体のハイブリッド回路図を完全に書き起こしだという。今のところ日本での発売予定はないとしている。
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