iPhoneの画面が割れたらまず確認すること
電車に乗っていると、iPhoneの画面がバキバキに割れているにもかかわらず平気でフリック操作している強者に遭遇することが多々あります。そういった強者にどうしてそのままにしているのか聞いてみると、「修理代金が高い」「アップルの直営店はいつも混んでいる」「修理に出すとデータが消えてしまう」といった意見が返ってきます。
iPhoneを修理に出す場合にまず確認したいのが、自分のiPhoneがApple Care+に加入しているかどうか。入っている場合は、ガラス破損時の修理料金は全モデルとも税別3400円です。ただし、Apple Care+への加入には税別1万4800円かかるうえに、iPhoneの購入後30日以内に加入する必要があります。
Apple Care+に入っていない場合はどうかというと、ガラスの修理代金はiPhone 7 Plusで税別1万6800円となっています。2年に1回iPhoneの画面を割る可能性がある人はApple Care+に入っておいたほうがいいかもしれませんが購入時の費用がかさみますね。
ドコモやau、ソフトバンクではこのApple Care+の代金を月割で支払えるサービスを提供しており、月々700円弱で加入できます。とはいえ、こちらも制約が少しあります。一括払いの場合はiPhoneの購入後30日以内なら加入できますが、分割払いの場合はiPhoneの購入と同時にApple Care+に加入しなければなりません。
さまざまな制約はあるものの、修理代金についてはApple Care+への加入である程度軽減されます。しかし、アップル直営店がいつも混んでいるのと、データを消去しないといけないという問題は残ります。そこで活用したいのが総務省認定の登録修理業者です。
即日修理が可能な登録修理業者をオトクに活用する方法
登録修理業者で修理した場合、アップルの製品保証が受けられなくなりますが、修理に出す前にデータを削除する必要がなく、夜遅くまで即日修理可能という、見逃せないメリットがあります。また、総務省から認定されているため安心して修理してもらうことができます。
それでも不慮の事故により修理費用という出費が急に発生するのは痛いものです。
しかし、これには回避策があります。「モバイル保険」というスマホやタブレット端末に特化した保険を利用すればいいのです。月々700円の支払いで、最大3台のスマホやタブレットなどの修理代金を年間で総額10万円まで補償してくれるほか、盗難や修理できないほど破損してしまった場合でもお見舞い金が支払われます。
さらに最近では、モバイル保険に新しいサービスが加わりました。その場で修理代金を肩代わりしてくれる、その名も「キャッシュレスリペア」というサービスです。モバイル保険のユーザーは、提携している登録修理業者の中から希望に合う修理店舗を選び、キャッシュレスリペアの利用を申し込むことも可能です。キャッシュレスリペアでは、提携している修理店を「リペアパートナー」と呼んでいます。
ユーザーは、申し込み(予約)を済ませたリペアパートナーで、保険金の枠内であればその場で修理代金を支払うことなく修理を受けることができるのです。iPhoneが壊れるのはいつだって突然のこと。いきなりの修理費用の出費は財布に痛いですが、これならすぐにiPhoneを直すことが可能です。
キャッシュレスリペアの利用シーン
モバイル保険の提携修理店がどれだけ便利かといいますと、以下のようなシチュエーションが考えられます。
2020年に向けて駅前の整備が続けられている渋谷。
仕事終わりで居酒屋にて気持ちよく酒を飲んでいる女子(ナベコ)。
ワインの次にスパークリングワインをオーダーするナベコ。
少しだけ我に返るナベコ。最終的には、ワイン、スパーリングワインを各1本、レモンサワーを4杯ほど空けたナベコ。
酔っ払って後輩・田沢に絡むナベコ。
田沢が手を滑らせてiPhoneを落としてしまう。
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