JX通信は4月13日、SNSから事件・事故・災害などの緊急情報を検知するサービス「FASTALERT(ファストアラート)」の報道機関向け新バージョンを正式リリースした。
FASTALERTは、AI活用により、SNS上の少ない手がかりから「いつ・どこで・何が起きたのか」を高い精度で判定するシステムだ。
たとえばTV局の場合、同サービスでの第一報覚知を起点に、報道ヘリや中継車の出動、警察・消防当局などへの確認取材をスピーディーに実施。いち早く速報を伝えることなどに活用できるという。
2016年9月から有償β版を提供。今回の新バージョンでは、さらに解析精度を向上しインターフェースも一新した。
今後も同社は、報道分野のさまざまな課題をテクノロジーで解決すべく、開発を進めていくとしている。
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