Bluetoothの機能を利用した動的ロックに対応
新機能のうち、主要なものは、日本マイクロソフトのWindows プロダクトマネージャーの春日井良隆氏がデモした。
基本機能の向上として、まず最初に紹介されたのが日本語IMEの改良だ。予測入力機能の強化や変換性能の向上そして、IME入力モードの切替通知を大きく表示する機能などが挙げられている。開発は日本のチームが担当し、日本のユーザーの使い勝手を第一に考えたものになっているという。
またインストール時にCortanaの音声アシスト機能が使えるようになった点も注目。視覚障害のあるユーザーでもより使いやすくするための機能強化だ。
コントロールパネル内の設定項目には「夜間モード」も追加。これは簡単に言うとブルーライト対策機能で、指定した時間帯になると自動的に画面全体が暖色系に切り替わる。春日井氏も「なんとなく目が疲れない気がする。1週間ぐらい使った上で記者の人にも率直な感想を上げてもらいたい。自信はある」とコメントした。
Bluetoothの設定はカテゴリごとにアイコンが用意され視認性が高まった。スマートフォンなどをペアリングした場合に、「動的ロック」が使える点は新機能だ。これはユーザーがペアリングをスマホを持ったまま、PCから離れると、「Windows+L」のショートカットを押さなくても自動的にロックがかかるというものだ。
また、席に戻ってWindows Helloの顔認識で再度ログインする際、PCが画像のどこを認識しているかが視覚的にわかるようにするといった細かな改善も加えている。
テーマに関してのカスタマイズ性も高まった。さらにWindowsストアを通じてテーマを購入できるようにする。
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