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省電力/省スペース/拡張性を備えた次世代ネットワーク機器

NTT Com、データセンター間をより高速に結ぶ超大容量400Gbit伝送装置を導入開始

2017年04月11日 18時42分更新

新規導入装置の特

 NTTコミュニケーションズとNTTは4月11日、データセンターの間を接続するネットワークに400Gbit伝送装置を順次導入すると発表した。4月14日より導入を開始する。

 これにより、同社の基幹ネットワークは1光ファイバーあたり19Tbps以上という従来の2倍以上の伝送容量を確保できることになる。伝送装置は16nm CMOS技術とデジタル信号処理技術によって実現したもので、ビットあたりの消費電力は従来比約75%削減、装置の専有スペースも約80%削減できるという。また、従来のようなオールインワン型の専用機器ではなく、必要な機能やモジュールごとに再配置が可能とする ディスアグリゲーションアーキテクチャを採用している。

新規導入装置による省電力・省スペース効果

 同社によると、4K/8Kの映像伝送やIoT機器など今後のデータ大容量化に備えたものという。今後はIEEEの標準化動向も見据えながら超高速イーサネット信号の提供や、ディスアグリゲーションされた機器とSDN技術を活用してネットワークの柔軟性などの技術検討を進める。

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