セイコーエプソンは4月3日、スマートグラスMOVERIO(モベリオ)「BT-300」がドイツのデザイン賞「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2017」を受賞と発表した。
MOVERIO BT-300は、エプソン独自開発のシリコンOLED(有機EL)ディスプレーを採用。小型/軽量でありながら高輝度、高コントラスト、高解像度、高画質化まで実現した。スクリーン感を意識させない映像表現や、リアルな色再現が可能だという。視野の中でMOVERIOの映像・情報が境目なく表示することで、視野と一体化したリアルなAR(拡張現実)が体験できるという。
レッドドット・デザイン賞は1955年に創設された世界的に著名なドイツのデザイン賞。過去2年以内に発表された製品を対象に革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から卓越したデザインが選出される。
今回の受賞に際して同社のビジュアルプロダクツ事業部VPデザイン部長酒井宏明氏は以下のようにコメントしている。
「エプソンでは、常にお客様の期待を超える商品のデザインを心掛けていますが、今回受賞したスマートグラスMOVERIO『BT-300』は、前機種に対してさらなる小型・軽量化を図り、自然な掛け心地と掛けた姿の自然さを実現させたデザインが評価されたと理解しています。今後も引き続き、お客様の期待を超える商品をデザインで実現させていきたいと思います。」
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