週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

4/15「VR/ARビジネスと開発技法の最前線 2017」集中講義

米国・韓国・深センのVR/AR事情からOculus Rift・HoloLensでの制作まで

2017年03月24日 09時00分更新

VR/ARビジネスのすべてが分かる

 2016年は、Oculus Rift、GearVR、HTC Vive、さらにはPlayStation VR、とどめは、MicrosoftのHoloLensが日本でも発売。主要なデバイスが出そろったことで、ついに「VR元年」といえる年となりました(そのように表現されなくなったのが何よりの証拠でしょうか)。同時に、オーサリングツールや撮影デバイスの整備も進み、それらを生かした新しいコンテンツの開発もめまぐるしく行われているのがいまです。

 国内では、PlayStation VRで一般消費者への認知が進むと同時に、アトラクションや医療などのB2B分野での活用もはじまっています。しかし、米国を中心に海外は次の段階に入っており、ファーストステージの混乱からビジネスのあり方が見えてきたようです。それを象徴するように、今年に入ってからも海外では、VR/ARの専門カンファンレンスやそれを含むイベントで注目すべき動きがあります。

 2月27日~3月3日には、米国サンフランシスコで「GDC」(Game Developers Conference)が開催、3月9日~11日に韓国ソウルで「VR EXPO」、3月29日~31日には「SVVR」(Silicon Valley Virtual Reality)が開催されます。そこで、角川アスキー総研では、このVR EXPOとSVVRでゲストスピーカーもつとめる株式会社エクシヴィ代表取締役社長の近藤“GOROman”義仁氏を講師に、VR/ARの最新状況が1日で分かる集中講座を開催します。

GDC(Game Developers Conference)2017のようす。

近藤氏の講演も行われたVR EXPOのようす。

最新動向から開発の落とし穴までを最高の知見で解説

 近藤氏は、現在のVRブームを巻き起こしたOclurus VR社に在籍して、いち早くVRコンテンツの開発に着手、その後もこの分野をリードしてきた人物です。4月15日(土)開催の「VR/ARビジネスと開発技法の最前線 2017~#米国・韓国・深センのVR/AR事情からOculus Rift・HoloLensでの制作まで~」では、これらイベントでのハードウェア、オーサリングツール、コンテンツについての豊富な最新情報を、同氏ならでは視点で冷静に分析します。

 また、VR/ARに関しては、ビジネストレンドもさることながら表現技法やいわゆる“VR酔い”に象徴される特有の課題も視野に入れておくべきテーマとなります。とくに、VRにおける「プレゼンス」(実在感)はどのようなとき壊れてしまうのか? や「ストーリーテリング」と「プレゼンス」の両立のむずかしさ(実在感が強いと物語に集中できない)を克服する方法など、技術だけではない必須ノウハウを直接聞くチャンスです。

 自社サービスの差別化、新しいコンテンツの開発、本格的なVR/ARゲームの制作、B2B・業務分野での活用などを考えている経営者・スタートアップ、エンジニアの方は、ぜひ参加をご検討ください。

Microsoft HoloLens

【講義内容】

(1)VR/AR基礎知識
 これからはじめたい方のためにVR/ARの歴史から、最新のVRデバイスから Microsoft HoloLensまで実機デモンストレーションを交えながらわかりやすく解説します。

(2)世界のVR/ARビジネス最前線
 日本のVR事情だけでなく、米国GDC 2017やSVVR(シリコンバレーVR)、韓国VR EXPO、深センなど実際に視察してきた講師が現地のVR/ARの盛り上がりやビジネス事情をお伝えします。

(3)実践VR/ARコンテンツ開発
 ゲームエンジンであるUnityを用いて実際にOculus Rift (Touch)によるVRコンテンツを開発する手法を学べます。また、HoloLensについてもUnityによる開発方法をお伝えします。

(4)VR/ARコンテンツ開発 落とし穴とその対策
 VRで一番の問題とされる「VR酔い」の対策方法や、VRアニメにおける技法など実際に講師が4年間開発を行ってきた知見をシェアいたします。

(5)VR/ARの未来
 この先、VR/ARは一般化するのか?普及のポイントやサービスなど、2020年をターゲットにゲストを招いてのVR/ARの未来像のトークを行う予定です。

※講義内容は変更になる場合があります。

講師プロフィール

近藤 “GOROman” 義仁(こんどうよしひと)
株式会社エクシヴィ 代表取締役社長

 ゲームプ゚ログラマとして大学を中退し上京。PlayStaion1/2/Xbox等のコンシューマタイトル制作に関わり、描画エンジ゙ン・アニメーションエンジ゙ン等を開発。2012年Oculus Rift DK1に出会い、自らVRコンテンツの開発を行いVR普及活動をはじめる。2010年株式会社エクシヴィを立ち上げ代表取締役社長となる。並行して2014年からOculus Japan Teamを立ち上げ、Oculus VR社の親会社であるFacebook Japan株式会社に所属。国内パ゚ートナー向けに技術サポート、数多くの講演を行う。現在はエクシヴィにてVRコンテンツ開発を行っている。個人でも”GOROman”として、VRコンテンツの開発、VRの普及活動を広く行っている。代表作は Mikulus, Miku Miku Akushu,「初音ミク VR Special LIVE -ALIVE-」ロート デジアイ,DMM GAMES VR × 刀剣乱舞ONLINE 三日月宗近Ver.など多数。

https://twitter.com/GOROman
http://xvi.co.jp/

開催概要
「VR/ARビジネスと開発技法の最前線2017」
~米国・韓国・深センのVR/AR事情からOculus Rift・HoloLens 開発技法まで ~
■日時:2017年4月15日(土)
   13:00~18:00
■講師:近藤義仁(株式会社エクシヴィ代表取締役社長)
■主催:株式会社角川アスキー総合研究所
■会場:角川第3本社ビル 3F(東京都千代田区富士見1-8-19)
■参加費:18,900円(税込み)
■募集人数:50名
■対象者
 コンテンツ・ゲーム・B2B・業務分野で、VRを活用、または活用したいと考えている経営者、部門責任者、VR系スタートアップの関係者、エンジニア。
■■参加登録はコチラから!(Peatixの予約ページに遷移します)■■
==>http://lab-kadokawa21.peatix.com

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事