週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

東芝「BAZOOKA」復活! 重低音重視の4Kテレビ「レグザ BZ710X」が5月発売

2017年03月22日 11時00分更新

「レグザ BZ710X」シリーズ

「レグザ BZ710X」シリーズ

 東芝映像ソリューションは3月22日、4K液晶テレビ「レグザ」の新モデルとして、「BZ710X」シリーズと「M510X」シリーズを発表した。全機種5月中旬発売予定となる。

66W出力の重低音が楽しめる「BZ710X」

 ハイクラス4KモデルとなるBZ710Xは、55V型(予想実売価格 32万5000円前後)と49V型(同27万円前後)の2サイズを用意。従来の「Z700X」の後継となる。

「重低音バズーカスピーカー」システム

「重低音バズーカスピーカー」システム

本体背面から横に向けて重低音を出力する。オンキヨーと共同開発だ

リモコンに「重低音」というボタンがあるほか、オーディオ設定画面にも「重低音」というモードを用意する

 最大の特徴はオンキヨーと共同開発した大型のサブウーファーで、同社が90年代にブラウン管テレビとして発売していた「BAZOOKA」の名前を冠した「重低音バズーカスピーカー」システムとなっている。

 左右には同社の有機ELテレビである「Z910X」に採用されている大容量スピーカーボックスを採用するが、Z910Xは下方に向けていたのに対して、本機は前方に向いており、音が直接視聴者に向いて発せられるようになっている。

 これらにより66Wの総合出力で重低音オーディオを楽しめる。

 液晶パネルは従来と同じく直下型IPSパネルを採用するが、バックライトシステムは新開発のものを搭載。800nit相当の輝度が出るほか、エリア分割の数と精度を向上させている。

「レグザエンジンBeauty PRO」

「レグザエンジンBeauty PRO」

左が新機種で右が従来機種(Z700X)。写真ではわかりにくいが新機種は周囲の黒が締まっており、人肌も白とびがない

 画像処理エンジンは、同社最新モデル「Z810」と同じ「レグザエンジンBeauty PRO」を採用。地デジの1440×1080映像を1920×1080に伸長する際に補正を加える「地デジ ビューティPRO」や、人肌の質感を向上させる「美肌リアライザー」、24フレームの映像に対して2回の超解像・ノイズリダクション処理を行なう「熟成超解像」など、上位機種と同等の画像処理を行なう。

「次みるナビ」でYouTubeのおすすめ動画を表示

「次みるナビ」でYouTubeのおすすめ動画を表示

 機能面では、現在見ている番組の情報を元に、おすすめの番組やネット動画を提案する「次みるナビ」が新たに加わった。

スカパー! プレミアムサービスチューナーを搭載。ネットサービスにも対応する

スカパー! プレミアムサービスチューナーを搭載。ネットサービスにも対応する

 また、Z700Xでは非搭載だった4K対応のスカパー! プレミアムサービスチューナー/光チューナーが内蔵された。

 一方で、全録機能である「タイムシフトマシン」の搭載は見送られた。

グレア処理パネルで黒の締まりを向上した「M510X」

「レグザ M510X」

「レグザ M510X」

40V型はホワイトモデルもある

40V型はホワイトモデルもある

 ミドルクラス4KテレビとなるM510Xは、58V型(予想実売価格 25万円前後)、50V型(同19万5000円前後)、40V型(ブラックとホワイトの2色、どちらも15万円前後)をラインナップする。

 本機は新開発のクリアブラックパネルを搭載。パネル表面をグレア処理とすることで黒が締まる映像を実現している。

左が新機種で右が従来機種。左のほうが外光の映り込みがくっきりしているのだが、その分黒が締まって見える

左が新機種で右が従来機種。左のほうが外光の映り込みがくっきりしているのだが、その分黒が締まって見える

 画像処理エンジンは「レグザエンジン Beauty」となっており、レグザエンジンBeauty PROよりは処理能力が落ちるが、地デジビューティーや美肌リアライザーとった機能は搭載する。

 オーディオはオンキヨーと開発した2chスピーカーを内蔵。プレミアムサービスチューナーは搭載しない。

 なお、両モデルともスポーツ動画配信サービス「DAZN」に6月下旬ごろのバージョンアップで対応する予定だ。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります