週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

デスクの上に画面投写OK、あらゆる場所が会議室に変わる!

会議室は不要!? 「スマートプロジェクター SP-1J」卓上投影でどこでも会議!

2017年03月28日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII編集部
提供: 日立マクセル

スマートプロジェクターの機能性を支える
日立ならではの独自技術

 スマートプロジェクターのコンセプトは、少人数で場所を気にせず36インチ程度の映像を投写でき、手軽に使えて持ち運べること。そのために、さまざまな技術が投入されている。

 まず、先述のとおり投影方式はDLPを採用。光源に3色LEDを利用しているため、解像感が高く、色再現性も高い。水銀ランプと違い、電源を入れて数秒で明るくなり、10秒ほどで入力信号を受け付けて投写できる。電源を切るときもランプの冷却時間が不要で、すぐに収納できるのもLEDならでは。寿命も約2万時間と長く、1日4時間使っても13年以上もつ計算で、消耗品として別途お金がかかることはない。

 コンパクトなボディーで超短投写を実現したのが、日立独自の光学技術「自由曲面レンズ・ミラー」方式。一般的には、凹面ミラーか非球面レンズのどちらかを大きくしなければ超短投写は実現しないが、自由曲面レンズとミラーの両方を小型にしたまま、超短投写を実現した。これにより、厚さ65mmという薄型で約1.2kgという軽量化に成功。小型軽量化と超短投写を両立させ、卓上に36インチの大画面を投写可能にした。

自由曲面レンズ(写真左)と自由曲面ミラー(写真右)。この2つの組み合わせでコンパクトで超短投写を実現

 さらに、日立独自の映像表示技術HDCR(High Dynamic Contrast Range)を搭載。明るい場所でもコントラスト感のある鮮明な画像を投写できる。しかも、投影する場所の環境に合わせて自動調整されるため、設置するたびに調整する必要はなく手間いらず。また、ACCENTUALIZER(アクセンチュアライザー)により画像の陰影感や精細感、光沢感を与えるため、視認性の高いリアルな映像表示が行なえる。

上がHDCR、下がACCENTUALIZER技術を表現したもの。この技術は「明るい場所でも見やすい映像技術の開発とプロジェクターでの実用化」として、2015年度電気化学技術奨励会会長賞を受賞した

 映像入力はさまざまな方法が用意されている。基本となるのがHDMI(MHL対応)端子、VGA入力端子(Dサブ15ピンミニ)だ。これにより新旧問わずあらゆるPCを接続できる。また、Miracastにも対応しており、Windows 10のパソコンやAndroidスマホなどの対応機器でワイヤレス接続が可能。映像や音声を直接プロジェクターへ伝送でき、ラグも少なく、動画もスムーズに視聴できる。ケーブルを接続する必要がないのでスマートにプレゼンが行なえる。

右側面に、HDMI端子、VGA端子、USB端子、miniUSB端子を備える

AndroidスマホならMiracastによるワイヤレス接続が可能。ケーブルいらずだから設置準備も簡単

 もうひとつ、SP-1J専用アプリ「Link+」(無料)を利用すれば、NFC対応スマートフォンやタブレット端末を本体にタッチすることでWi-Fi接続が可能だ。写真や動画(mp4形式)のほか、PDFファイルやPowerPointなどの資料をプロジェクターで投写できる。Windows、iPhone、iPadもこの方法で接続する。

SP-1J専用アプリ「Link+」。ドキュメントや写真動画(mp4形式)、ウェブサイトなどを表示可能。WiFi接続でケーブルレスで利用できる

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう