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パナソニック、高圧高温で米の甘み引き出す11万円台の炊飯器

2017年03月15日 12時50分更新

 パナソニックは3月13日、スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-SPX107」と「SR-SPX187」を発表した。価格はSR-SPX107が11万円、SR-SPX187が11万5000円で、6月1日から発売開始する。

 釜底と底側面のIHコイルの通電を高速で切り替えて熱対流を発生させる「大火力おどり炊き」と、加圧・減圧を繰り返して米を釜底から対流させる「可変圧力おどり炊き」で、米一粒一粒に熱を均一に伝える「Wおどり炊き」を搭載した炊飯器。

 同社従来品の「SR-SPX106」と比べ、内釜の高断熱中空セラミックスをおよそ30%増量した「ダイヤモンド竈釜」により、断熱性能がおよそ10%アップ。高い断熱性で釜内の熱を外へ逃さずに閉じ込めるので、米一粒一粒に熱が伝わり甘みを引き出せるという。

 また、炊飯工程後半の追い炊き時にも加圧して釜内を高温化する「加圧追い炊き」を新搭載。耐圧性の高い素材を採用したことで、かまど炊きでいう「ひと握りのわら燃やし」にあたる工程の追い炊き時にも高温状態を維持して米の芯まで熱を伝えられるようになった。

 さらに、「お手入れ機能」を搭載。加圧減圧により一気に蒸気を噴射することで高温洗浄を可能にした。炊飯後のニオイの低減効果があり、洗浄時間も短縮できるという。

 SR-SPX107の本体サイズは幅26.6×奥行き33.8×23.3cmで、重量はおよそ7.0kg、炊飯容量は0.09〜1.0L。SR-SPX187の本体サイズは幅29.2×奥行き36.5×26.7cmで、重量はおよそ8.2kg、0.18〜1.8L。カラーはいずれもルージュブラックとスノークリスタルホワイトを用意。

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