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DATA SCIENCE BOOTCAMP

SOMPOホールディングスがデータサイエンティスト育成のブートキャンプ実施

2017年03月10日 06時00分更新

 SOMPOホールディングスはデジタルハリウッドが運営するエンジニア育成のためのプログラミングスクールG's ACADEMYと、実践型データサイエンティストの人材育成のための協働講座“DATA SCIENCE BOOTCAMP”を2017年4月11日より開講する。審査によって選ばれた、25名のエンジニアに対し、3ヵ月間での実践型のカリキュラムを通じて、実践で通用するデータサイエンティストへ育成する。

 カリキュラムも4週間の講義型のほかに、実際のSOMPOホールディングスが持つ数々のビッグデータを実際に利用して、ビジネスモデルを構築する、分析、提案のレッスンも3週間×2回で行なわれる。最終的に成果を発表するデモデイを開催し、優秀者にはSOMPOホールディングスにてデータサイエンティストとしての登用の道を用意している。

 講座開設の目的は同社のもつデータやスマートフォンやウェアラブルデバイスなど各種センサーから得られる健康状態データの活用のほか、従来の保険業を超える新たなサービスを創造することにある。SOMPOホールディングスの楢崎浩一執行役員グループCDOは「保険業界もデジタルのディストラプトがある。破壊されるのであれば、先駆者になる」と本プログラムに意気込みを見せる。

メンターにはジーンクエストの高橋祥子代表取締役(左から2番目)ら、6名が就任

 SOMPOホールディングスの中林紀彦チーフ・データサイエンティストによれば、「世界規模で人材が数万人足りていない。国内でも人材育成ができていない。必要になる人材像は、ビジネスの理解があること」と、ブートキャンプの名のとおり10週間のプログラムでビジネスとデータ分析、両方を兼ね備える人材を短期間で養成するとしている。

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