週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「ペヤング ソースやきそば プラス 納豆」

ゲエーッ ペヤングに納豆!? でもキワモノじゃなかった

2017年02月27日 19時00分更新

 今日はまるか食品の「ペヤング ソースやきそば プラス 納豆」を食べます。価格は198円でした。

 2月27日から発売されており、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループ店舗にて発売されています。

 おなじみの「ペヤング ソース焼そば」に、乾燥ひきわり納豆をふりかけて食べるのが特徴。さらに旨みがアップするとのこと。

ペヤング ソースやきそば プラス 納豆。納豆のわらをイメージしたデザインです

原材料は「乾燥ひきわり納豆」とのこと

栄養成分表。562kcal

 ではさっそく食べてみましょう、ということでお湯を入れようとした時点で問題が発生。パッケージを見た編集部員たちから、とにかく非難轟々なのです。アスキー動画の顔・つばささんからは「えっ、ヤダ……」とアウトオブ眼中の男子から告白された女子高生みたいなリアクションをされましたし、グルメ担当のナベコさんは「そもそも納豆が嫌いで……」と冷たい顔をされました。

 どうも、「納豆は好きだけど、カップ焼きそばに入れるのはどうか」と考える人が多いようです。その疑問に答えるようなレビューをしなくてはならないでしょう。

入れるのはソース、かやく、後入れかやく(=納豆)

なにせフリーズドライなので、粉々になったナッツのようにも見えます。同じ豆ですからね

途中まで、作り方は通常のペヤングと同じ。いつものようにソースをかけたあと……

後入れかやくを投入

こうなります

うーん、納豆が入っているという感じはない

 後入れかやくの乾燥ひきわり納豆は、粘りがなく、粒も小さいので、納豆というよりは砕いたナッツ、あるいは天かすのようにも見えます。ただし匂いはきっちり納豆の香り。近くに納豆が苦手な人がいる場合は避けたほうが無難でしょう。

 気になる味も、思った以上に普通です。納豆の風味はたしかにありますが、そもそも粘りがなく、量もそれほど多くはないので、「納豆感」は薄い。よってペヤング本来の味を消してしまうことはない。

 すべてが納豆の味になってしまうのではなく、「納豆をちょっとトッピング」レベルの味わいといえるでしょう。ペヤングのバリエーションとしては大いにアリだと思います。

 まとめると、「味=ちょっと納豆、食感=あまり納豆じゃない、香り=かなり納豆」といったところ。

 今回は茨城県出身、編集部のヤング・フレッシュ(25歳)サンキュー鈴木も試食しました。

編集部のヤング・フレッシュ(25歳)サンキュー鈴木。茨城県生まれ

「意外といいんじゃないですか?」

 サンキュー鈴木「アリかナシかで言われればアリです。納豆らしい粘りはありませんが、味にちょっと変化が付くし、香りは納豆そのもの。『納豆が好きだから、何に入っていても許せる』という人なら好きでしょう。クオリティーで考えれば、決してキワモノではないはず」

 納豆が苦手な人はもちろんアウトですが、「もうめちゃくちゃ納豆が好き、3食ぜんぶ納豆がいい」レベルの人には、逆に物足りないかもしれません。そういう場合、もう普通に納豆を入れたほうがいい。

 「激辛」なら鬼のように辛くする、「超大盛」なら2倍にする、といった攻めの姿勢が際立つまるか食品にしてはめずらしく、納豆はあくまでトッピングレベルですよ、という控えめさを感じました。

 ただ、味自体は、決してキワモノではないと思います。おいしい。納豆が耐えられないということでなければ、「これはこれでいいんじゃないか?」と感心する人は結構多いのではないでしょうか。ペヤングは好き、でも納豆入りって大丈夫かよ……と不安な人にも勧められるものになっているかと。気軽にお試しください。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事