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Xperia ProjectorはXperia Touchに名称変更

4Kスマホ再び登場! ソニーがXperia XZ Premiumや6型格安スマホなどを発表

2017年02月27日 17時48分更新

文● ゆうこば 取材●スピーディー末岡

 ソニーモバイルは、バルセロナで開催中のMWC 2017において、4K解像度ディスプレー搭載「Xperia XZ Premium」と「Xperia XZs」などのスマートフォンと、Xperiaスマートプロダクト「Xperia Touch」「Xperia Ear Open-Style」を発表しました。

久しぶりの4K解像度スマホ「Xperia XZ Premium」

Xperia XZ Premium

 Xperia XZ Premiumは、5.5型4K解像度(2160×3840ドット)液晶を搭載したハイエンド機種。Amazonと協業し、Amazon・プライムビデオの4K HDR動画視聴にスマホとしては世界で初めて対応しています。

 CPUはSnapdragon 835で、最大1Gbpsの高速通信が可能。USB端子はUSB 3.1 Type-Cを採用し、最大5Gbpsでのデータ転送が可能となっています。

表現豊かで立体感のある4K HDR映像がスマホで楽しめる

 カメラ面では最大960fpsでのスーパースローモーション撮影機能を搭載。また、「先読み撮影機能」は被写体の動きを検出し、シャッターを押される直前の画像も記録することで決定的な瞬間の撮影が可能。これらは、ソニーが開発したメモリー積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用した、1900万画素Motion Eyeカメラで実現されています。

新搭載のMotion Eyeカメラシステム

 カラーバリエーションは、ルミナスクロムとディープシーブラックの2色で、前回の4Kスマホである「Xperia Z5 Premium」を踏襲しているようです。ただし、Z5 Premiumとは違い、Xシリーズらしく正面も同じ色と素材を使っています。

XZのマイナーバージョンアップや低価格モデルも一新

Xperia XZs

 一方、Xperia XZsは、5.2型フルHDディスプレーを搭載した現行機「Xperia XZ」のマイナーチェンジモデル。

 CPUはSnapdragon 820のままですが、Xperia XZ Premiumと同じくMotion Eyeカメラシステムを搭載しています。カラーバリエーションは、アイスブルー、ブラック、ウォームシルバーの3色。現行XZと同じく、アルカレイドによるメタルボディーとなっています。

 低価格モデルの「Xperia XA1」と、その大型モデル「Xperia XA1 Ultra」も発表。どちらも、2300万画素の背面カメラと、セルフィーに最適な1600万画素正面カメラを搭載します。カラーバリエーションも共通で、ホワイト、ブラック、ピンク、ゴールドの4色です。

Xperia XA1

Xperia XA1 Ultra

プロジェクター型Xperiaと
周囲の音も聴けるXperia Earの改良版も登場

Xperia Touch

 Xperia Touchは、以前まで「Xperia Projector」と呼ばれていた同社のスマートプロダクト。壁やテーブルなど好きな場所をスクリーンとして投影し、実際にその映像を触って操作できるというものです。

 OSはAndroidを採用し、Google Playに対応。投影可能サイズは23〜80インチ相当。PlayStation 4 リモートプレイにも対応しているため、よりリッチなゲーム体験も可能です。

Xperia Ear Open-style

 Xperia Ear Open-styleは、すで日本でも発売されている片耳ウェアラブル端末「Xperia Ear」の兄弟機。機能的にはXperia Earと同じく、スマホと接続し、ハンズフリー通話やメッセージの送受信、通知情報の確認、内蔵エージェントとのコミュニケーションが可能。

 ただし、名称のとおり、耳をふさがず周囲の音を聞きながら使えるオープンイヤータイプとなっています。これは、ソニーの研究開発プログラム「Future Lab Program」の技術を活用しているとのことです。

どの機種も日本展開未定だが、2017年夏モデルに期待!?

 ソニーモバイル広報によれば、Xperia Ear Open-styleは参考展示となり、グローバルを含め展開スケジュールは未確定。Xperia Touchはヨーロッパにて今春より展開。スマートフォン各機種については、参考出展ではないものの日本を含め展開地域と発売時期は未定とのこと。

 ついに登場した4K解像度版Xperiaと、いままでコンセプト扱いだったXpeira Touch。日本での展開も期待したいものです。

訂正とお詫び:記事初出時、誤解が生じるような表現があったため、お詫びして修正いたします。(2017年2月28日)
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