週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

メモリースロットを2本に減らすことで配線を最適化

メモリースロットを2本に絞ったオーバークロック用マザーボード「ROG MAXIMUS IX APEX」

2017年02月17日 15時01分更新

 ASUSTeK Computerは2月17日、Intel Z270 Chipsetを搭載するExtendedATXサイズのオーバークロッカー向けマザーボード「ROG MAXIMUS IX APEX」を日本市場向けに発売すると発表した。発売日は2月24日で、市場予想価格は4万3000円前後。

 通常のZ270マザーボードでは4本あるメモリスロットを2本に減らすことで配線を最適化し、配線間のノイズの影響を最小限に抑えて信号品質を向上させた。これにより、高クロック対応メモリーを使用することでDDR4-4266での動作が可能となった。

 3つのカスタムチップを搭載し、CPU電圧の制御やオーバークロック関連の「TPU」、電源回路の制御をはじめとした電力供給関連の「EPU」、CPUのクロックを生成する「PRO Clock」で構成しており、それぞれが連携してCPUの性能を最大限に引き出すという。

 電源回路にはROGシリーズ用に特別に設計した「Extreme Engine Digi+」を搭載。電源回路は極冷などにも耐えられるように、部品レベルでほかのシリーズとは異なっており、過酷な環境でも正確な電力供給が可能だ。MOSFETには一般的なMOSFETの半分のサイズで90%の優れた効率を実現した「NexFET Power Block、チョークコイルには低損失で低発熱な「MicroFine Alloy Chokes」、コンデンサには-75度~+125度での動作に対応し、一般的なコンデンサの5倍の寿命を持つ「10K Black Metallic Capacitors」を採用している。

ROG MAXIMUS IX APEX
対応CPUIntel Core i7/i5/i3、Pentium、Celeronシリーズ
対応ソケットLGA1151
チップセットIntel Z270 Chipset
対応メモリーDDR4-4266×2(最大32GB)
画面出力端子DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4b×1
ストレージ機能M.2×2、SATA 6Gb/s×6
USB機能USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1×1、USB 3.0×8、USB 2.0×6
ネットワーク機能1000BASE-T×1
フォームファクターExtendedATX(305×272mm)

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう