キヤノンは2月15日、レンズ交換式カメラの新製品を発表。ミラーレス一眼とデジタル一眼レフ2機種が登場する。
上位機種に迫る性能のミラーレス一眼「EOS M6」
ミラーレス一眼の「EOS M6」(ボディーのみの直販価格9万円前後)は、ミドルクラスモデル「EOS M3」の後継となる。4月上旬発売予定だ。
機能的にはハイエンドモデルの「EOS M5」に近く、大まかに言えばM5から内蔵EVFを省いたのがM6となる。
撮像素子には2420万画素のCMOSセンサーを搭載。1画素で位相差AFセンサーと撮像センサーの2つをこなす「デュアルピクセルCMOS AF」の利用が可能で、位相差AFのみの高速な合焦が行なえる。
画像処理エンジンには最新の「DIGIC 7」を採用し、奥行き方向の動体追従やオートモードでの色検出の強化、ノイズリダクションや暗部補正(オートライティングオプティマイザー)、回折現象の軽減機能の強化など、EOS 5と同等の性能となっている。
感度設定は最大ISO 25600で、連写速度は最大9コマ/秒。無線LANやBluetoothに対応する。
同時に、アクセサリーシューに装着できる外付けのEVF「EVF-DC2」(2万5000円)も発表。従来のもの(EVF-DC1)から小型・軽量化が図られているほか、表示パネルが液晶から有機ELに変更された。一方でチルト機能は省かれている。
レンズキットは、15-45mmレンズ付属キット(直販価格10万5000円)、18-150mmレンズ付属キット(同14万円前後)、ダブルズームレンズキット(同13万5000円前後)の3種類を用意する。
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