ご飯写真はちょっと苦手
FREETEL「RAIJIN」
リアカメラは1600万画素、F値2、OISナシ。同社の「極2」と同じ傾向のカメラだが、手ぶれ補正がないのがもったいないくらい、室内の描写は良好。もちろん、日中の屋外でも安定して使えそうである。一方で、ご飯写真は残念な具合になった。
室内はやや暗めでご飯写真はまずまず
ソニーモバイル「Xperia XZ」
リアカメラは2300万画素、F値2、OISアリ。RGBC−IRセンサーのおかげか、色被りは最小限だ。Mate 9と並ぶ質感もイイ感じと、カメラ・センサーメーカーの端末らしさもある。ただ室内では暗めになりがちであり、露出補正は必須だ。なお、プレミアムおまかせオートはおとなしいものだった。
全体的に良好な描写
ASUS「ZenFone 3 Deluxe」
リアカメラは2300万画素、F値2、OISアリ。色彩補正センサーの恩恵は第2回でもよく出ている。フォーカスに迷うことや、タップしたところをフォーカスしてくれなかったりというアクシデントもあったが、ヘタな処理はしないで質実に色を出してくるため、そのままではキツいと思っても、補正はしやすいハズだ。
【まとめ】Mate 9のカメラ性能は
頭ひとつ抜けている
Mate 9の強さがひとつ抜きんでている。質感と色がよく、カラーセンサー+モノクロセンサーを採用したモデル群の人気の高さに頷けるものだ。バランスの良さでいくとXperia XZ。X-Reality for mobileはオフを推奨するが、あまり考えずにパシパシと撮影していくのであれば、オススメ。またご飯写真については、ZenFone 3 Deluxeの力強さが記憶に残った。
室内のカットは細かい違いばかりで、ある程度の知識を必要とされるが、各端末の傾向から好みと合うかを考えてもいいだろう。ご飯写真については、Mate 9とZenFone 3 Deluxeからチェックしていくといい。
【次回予告】ムーディーな室内に最適のスマホカメラは?
次回、最終回はダウンライトや暗がりにおける人物や食べ物写真対決をお送りする。暗所にやや光が差し込んでいるシチュエーションなど、カメラを酷使しまくったテストの結果はいかに!?
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