APS-CからAPS-Hへのサイズアップに伴い画素数も向上
独自の3層構造で優れた解像感が得られる“FoveonX3センサー”。これを搭載したミラーレス機が『sd Quattro』だ。その上位モデルとして登場したのが『sd Quattro H』である。撮像素子サイズがAPS-C(23.4×15.5mm) からAPS-H(26.7×17.9mm)に大型化されたのが最大の特徴だ。
有効画素は約38.6万画素(実際に記録されるサイズは6192×4128ドット)。『sd Quattro』が約29.5万画素(5424×3616ドット)なので、撮像素子のサイズアップに比例して画素数もアップしている。
訂正とお詫び:出力画素数の記載を修正しました。(2017年2月4日)
交換レンズのSAマウントにはAPS-C用の『DC』レンズと、フルサイズをカバーする『DG』レンズがラインナップされている。撮像素子が大きくなった『sd Quattro H』では『DG』レンズが推奨されるが、『sd Quattro』と同じAPS-Cサイズにクロップする機能が搭載されているので、『DC』レンズでも問題なく使用できる。
ちなみにクロップをしないで『DC』レンズで撮影した場合でも、レンズによっては特に周辺がケラれることもなく使用できる。
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