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デジタル ホワイトボードは誰でも利用可能

シスコ、クラウドベースの高性能オールインワン会議製品「Cisco Spark Board」発表

2017年01月30日 09時00分更新

Cisco Spark Board

 米シスコは現地時間1月24日、クラウドベースのオールインワン会議製品「Cisco Spark Board」「Cisco Spark Meetings」を発表した。

 Cisco Spark Boardは、デジタルホワイトボードとしても利用できる無線プレゼンテーション端末。1回クリックすれば簡単に画面共有が開始される。BluetoothやWi-Fi、ネットワーク接続は不要で、Cisco Sparkプラットフォームと超音波無線ペアリングテクノロジーにより、PC・タブレット・スマホからすべてをコントロールできるという。

利用イメージ

 リモート環境からも問題なくミーティングに参加でき、スマホからでもリアルタイムにコメントを残せる。そしてCisco Sparkアプリさえ使用していれば、すべての参加者が同時にホワイトボードを利用可能だとしている。

 ミーティングの結果は、チーム全体が共有するスペースに自動で保存。またホワイトボードの使用中に、全員をビデオ通話に参加させることも可能だとしている。作業内容はCisco Sparkの暗号化技術によって保護され、機密情報が漏えいする心配がないという。

利用イメージ

 室内の様子は、4Kカメラとマイクロフォン アレイとVoiceTrackテクノロジーにより、シアター品質の音声と映像で提供できるとしている。

 Cisco Spark Meetingsは、Cisco Spark Boardの携帯バージョン。Cisco Spark Boardを所有していない場合でも、全員でホワイトボードを利用できる。この機能は、すべてのCisco Sparkアプリに組み込まれている。

 アプリでミーティングをスケジューリングすると、ミーティングの準備に必要なものが自動的に揃ったり、ミーティングで実施するブレインストーミングをキャプチャーしてCisco Sparkのスペースに簡単に保存できる機能などを搭載している。

 55型バージョンのCisco Spark Boardの本体価格は4990ドル(現時点)で、月額が199ドル(現時点)。シスコ パートナーを通じて、1月末から販売開始する。また、70型バージョンも2017年中に発売予定だという。

 日本国内の販売価格と発売予定は、別途アナウンスするとしている。

※お詫びと訂正:シスコシステムズから価格発表に関して訂正がありましたので、記事を上記のとおり訂正いたします。(2017/02/17)

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