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BDディスクやBDXLディスクへの記録と再生が可能

パイオニア、「Ultra HD Blu-ray」対応の内蔵型BDドライブ2モデル

2017年01月24日 18時05分更新

(左)BDR-S11J-BK、(右)BDR-S11J-X

 パイオニアは1月24日、「Ultra HD Blu-ray」の再生に対応した16倍速記録対応内蔵型BD/DVD/CDドライブ「BDR-S11J-BK」「BDR-S11J-X」を発表した。発売は2月下旬で、市場想定価格はBDR-S11J-BKが2万2000円前後、BDR-S11J-Xが3万5000円前後。

 Ultra HD Blu-rayコンテンツはHEVC(高効率ビデオコーディング)規格に対応しており、Blu-rayコンテンツの解像度1920×1080を大きく上回る3840×2160解像度を実現している。さらに、ピーク輝度をHDR(ハイダイナミックレンジ)技術によって10,000nit(ニト)まで拡張し、色域規格BT-2020に対応しており99.9%の再現度を誇る。

 両モデルはUltra HD Blu-rayの再生に対応し、PCで臨場感のある映像を楽しむことができる。BDディスクやBDXLディスクへの記録と再生が可能だ。

 ディスク表面の汚れや傷でオーディオCDのデータが読み取れないときに、再度読み取りを実施する「PureRead 4+」機能を搭載。くわえて、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」などPCで音楽を楽しむための機能も充実している。

 BDR-S11J-Xは、再生するオーディオCDの再生品質を4段階で表示し、低い品質の場合は設定変更などの対処法を表示する「オーディオCDチェック機能」を搭載。ハイエンドオーディオ機器が採用している塗装をディスクトレーに施すことで、高い防振性能を備えている。また、筐体内外装の特殊塗装により放熱性を高め、高い静音性と信頼性を実現したという。

BDR-S11J-BK、BDR-S11J-X共通の仕様
サイズ幅148×奥行き181×高さ42.3mm
重量740g
バッファーメモリーサイズ4MB
インターフェースSerial ATA Revision 3.0
記録/再生ディスクBD、DVD、CD
Ultra HD Blu-ray再生時の動作環境
OSWindows 10 各日本語版
CPUIntel 第7世代デスクトップ向けCorei7/i5プロセッサー(KabyLake-S)、Intel 第7世代ノートブック向け Core i7/i5プロセッサー(KabyLake-H)、※Uプロセッサー非対応
グラフィックIntel HD Graphics 630 第7世代プロセッサー向け内蔵GPU
メモリー6GB 以上
外部ディスプレー4K解像度(3840×2160以上)HDMI2.0a(要HDCP2.2)対応ディスプレー、HDR対応(HDRコンテンツ再生時、非対応時にはHDR>SDR変換で再生)
マザーボードIntel SGX 対応intel 200シリーズ マザーボード、HDCP2.2/HDMI2.0a出力対応Intel 内蔵GPU出力対応マザーボード(HDMI出力用)

 Ultra HD Blu-rayの再生には、HDMI2.0a、HDCP2.2、HDR(推奨)規格に対応した機器が別途必要。Ultra HD Blu-ray再生環境の確認には、後日同社ホームページに掲載する自動判別ツールを使用していただきたい。

訂正:タイトルの一部修正と、動作環境を追加致しました。(2017年1月24日)

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