クアルコムは1月3日、新プロセッサー「Snapdragon 835」の詳細を発表した。
最新のモバイル用プロセッサー&チップセットとなるSnapdragon 835は、シリーズ初の10nm FinFETプロセスで製造されており、従来の820と比べてパッケージサイズで35%小型化、消費電力を25%削減している。
CPUにQualcomm Kryo 280を搭載(最大2.45GHz 4コアと最大1.9GHz 4コア)、TensorFlowとHalideをサポートするQualcomm Hexagon 682 DSPを内蔵。Qualcomm Quick Charge 4を採用しており、搭載によりQuick Charge 3.0と比較して最大で20%高速な充電が可能。GoogleのモバイルARプラットフォームDaydreamに対応してARプラットフォームとしての利用も可能となっている。
通信機能としては、下りギガビットクラスに対応するSnapdragon X16 LTEモデムを搭載、IEEE 802.11ad、Bluetooth 5をサポート。AndroidをはじめでWindows 10など多くのモバイルデバイスのプラットフォームとしての利用を見込んでいる。現在生産に進んでおり、2017年前半にはデバイスに搭載されるという。
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