パナソニックは現地時間5日からラスベガスで開催される「CES 2017」に先立ち、ミラーレス一眼2機種、高倍率コンデジ1機種を海外で発表した。日本での販売時期や価格、品番などは未定だ。
まずは2016年にドイツで開催された「Photokina 2016」で初披露されたフラッグシップ機「GH5」が正式に発表された。4K/60p撮影が可能ということで注目を集めた機種で、ボディーのみの価格は1999.99ドル(23万5000円前後)。
撮像素子に新開発のLiveMOSセンサー(2030万画素、ローパスレス)を搭載。AF速度は0.05秒で最大12コマ(AF追従で9コマ)の高速連写が行なえる。
「Dual I.S.2」に対応した5軸手ブレ補正を内蔵するほか、従来の「4K PHOTO」に加えて「6K PHOTO」の撮影もできるようになった。
ミラーレス機はもう1機種、エントリーにあたる「GX850」も発表された。価格は549.99ドル(6万5000円前後)。撮像素子には1600万画素のLiveMOSセンサーを採用し、最大ISO 25600までの感度設定が可能など、スペック的には「GF7」に似ている。
ただし、AFに「DFD」 (Depth From Defocus)が採用されていたり、「4K PHOTO」が実装されフォーカスセレクトなどが利用できるようになり、さらに4Kの動画撮影も可能となっている。
モニターは180度回転し、自撮りモードも搭載。このほか「L. Monochrome」モードなども実装する。
「FZ80」は光学60倍ズームレンズ(35mm判換算で20~1200mm)を搭載するレンズ一体型デジタルカメラ。1810万画素のハイスピードMOSセンサーを採用し、30pの4K動画撮影が可能。AFSで10コマの連写も可能だ。価格は399.99ドル(4万7000円前後)とのことだ。
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