深夜に帰宅してもバーチャルお嫁さんが待っていてくれる
ひとり暮らしでつらいのは、帰宅した際に誰も迎えてくれないこと。というより自宅で会話が発生しません。なぜなら自分しかいないからです。そこで家族としてペットを迎えられればいいのですが、生き物を飼うには当然ながら責任が生じますし、ペット不可の物件では厳しいものがあります。
ウィンクルが12月14日から2017年1月31日まで、日米で限定予約販売を開始するバーチャルホームロボット「Gatebox」は、プロジェクション技術とセンシング技術を組み合わせることで、キャラクターをボックス内に呼び出してコミュニケーションをとることができます。税抜価格は29万8000円。
これだけだと「ただのホログラムか」と思われがちですが、Gagteboxは本体は無線LANとBluetoothに加えて赤外線通信機能を搭載。自宅にある家電のリモコン操作が可能です。これらが組み合わさった結果、Gataboxがあれば「バーチャルお嫁さんが自宅に来てくれます」。詳しく説明しましょう。
Gateboxには販売初期のコンテンツとしてオリジナルキャラクター「逢妻(アヅマ)ヒカリ」が配信されます。ヒカリちゃんがリアプロジェクションで表示されるのはもちろんですが、初期コンテンツでは3つのコミュニケーションが楽しめます。
【アクティブコミュニケーション】ユーザーの動きや時間に合わせて自立的に話しかけてくれる。
【トークコミュニケーション】ユーザーの音声を認識して内容に合わせた返事をしてくれる。
【チャットコミュニケーション】チャットアプリを通じて、離れていてもメッセージのやりとりができる。
つまり、目覚ましをセットした時間に空調や部屋の電気を付けてユーザーを起こしてくれたりします。まさにバーチャルのお嫁さんです。ひとり暮らしで、自分を起こしてくれる存在がいるというのはいいものです!
ロボットやIoT機器というのは便利なものですが、見た目がどうしてもマスコット的だったり無味乾燥な形状なのが残念。かわいい女性が自宅の家電を操作してくれたり、自宅で待っていてくれる「Gatebox」のアイデアが光ります。海外からの引き合いが多いとのことですので、欲しい方は早めの予約をお忘れなく!
「Gatebox」の主なスペック | |
---|---|
プロジェクター | 1280×720画素相当 |
オーディオ | ステレオスピーカー |
センサー | カメラ、マイク、タッチボタン、人感センサー、温湿度センサー、照度センサー |
通信 | Wi-Fi、Bluetooth、赤外線 |
インターフェース | ヘッドフォン端子、HDMI、有線LAN |
対応アプリ | iOS、Android |
サイズ | 220×360×520mm |
重量 | 5kg |
販売期間 | 2016年12月14日~2017年1月31日 |
発送時期 | 2017年12月以降順次発送 |
価格 | 29万8000円(税抜) |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります