エプソンは11月30日、オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)A-8000」を12月から発売すると発表した。
PaperLabはオフィスでプリントアウトやコピーでされた使用済みの紙を原料に、文書情報を抹消したうえでA4またはA3用紙を製紙する機械。再生紙利用による環境負荷低減のほか、文書リサイクルに外部業者へ委託すると企業や官公庁のセキュリティが低下することを防ぐことができる。
使用済みの紙を線維に戻し、繊維を結合、成形する工程を行なうが、独自の「ドライファイバーテクノロジー」により一般的な製紙や再生紙のように大量の水を使用せず、給排水工事は不要。使用済みの用紙を投入してから約3分で1枚目の紙を出力、1時間あたり約720枚の生産が可能。結合工程に薬品「ペーパープラス」を加えることで白色度のアップや着色も可能という。価格はオープン。
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