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フルークからネットスカウトへ - OneTouch AT G2 / AirCheck G2こそが企業ネットワークの"価値"を守る

2016年11月24日 07時00分更新

ネットワーク障害の原因を迅速に突き止める
NETSCOUT(ネットスカウト)のソリューション

 ビジネスにとって、今やネットワークは水道や電気と同じライフラインのひとつだ。ネットワークがストップすると、業務に支障をきたすのはもちろん、直接的に金銭的な損失につながるケースも少なくない。

 一方で、水道や電気に比べるとネットワークはとても複雑なインフラで、それだけにトラブルを起こすことも多い。本稿を読んでいる方も1度や2度はネットワークのトラブルに遭遇したことがあるだろう。そして、その解決は一筋縄ではいかないことも多い。そんなネットワークにまつわる悩みを素早く解決するNETSCOUT SYSTEMS JAPAN(ネットスカウト システムズ ジャパン)のソリューションを紹介したい。

ネットワークトラブルの時間が、生産性の低下や業務における損失に直結

 現在、どんな企業にとってもネットワークが不可欠な存在になっている。ネットワークが止まれば業務の効率が落ちるというだけでなく、そもそも業務自体が停止してしまうという事例も少なくない。

 たとえば、eコマースサイトの運営にあたっている企業が典型だろう。eコマースサーバーはホスティングで正常に機能しているとしても、ネットワークがトラブルを起こし停止している間は、サイトの更新やメンテナスが止まってしまうほか、受注の処理もできなくなる。ネットワークの停止時間が売上に直結してしまうわけだ。

 厄介なのは、ネットワークトラブルの原因が多岐にわたる点だろう。ケーブルの切断や接続不良、ハブの故障といった物理的なトラブルから、ネームサーバーの不調やルーターの設定ミスなど論理的なトラブルまで幅広い原因でネットワークが不調をきたしうる。

 そんなネットワークトラブルの原因を究明しトラブルを解決するためには、専門的な知識が必要だが、専門家を育てるのは容易ではない。結局、外部の専門家に頼るにせよ内部のネットワーク管理者がトラブル解決に当たるにせよ、トラブル解消には時間がかかり、その間、損失が増え続けるという事態になることも少なくない。

より複雑で解決が難しいWi-Fiのトラブル

 さらにトラブルの解決が困難なのがWi-Fiだろう。Wi-Fiはデータ転送に電波を使うだけにトラブルの原因が有線LANよりも複雑になる。

 たとえば、Wi-Fiで利用されている2.4GHz帯はWi-Fi以外にさまざまな機器で広く利用されている。Bluetoothやデジタルコードレスホンで使われているほか、ワイヤレスマイクの一部も利用している。

 2.4GHz帯はノイズの発生源が多いことも特徴で、電子レンジが2.4GHz付近の電磁波を出すことがよく知られている。そのほかにも、エアコンや冷蔵庫に使われているコンプレッサーのノイズも2.4GHz帯に影響をあたえることがある。これらの干渉によりWi-Fiが接続できない、あるいは遅いといった症状を引き起こす。

 Wi-Fiが広く普及したこともトラブルを起こしやすくしている。都市部では近隣のアクセスポイントをリストアップすると2桁の数に達することも珍しくない。アクセスポイントには干渉を避けるためにチャンネルを自動設定する機能があるが、近隣のアクセスポイントの数が多すぎると干渉が避けられなくなったり、あるいはチャンネルの切り替えが頻発して接続しにくくなることがある。

 言うまでもなく電波は目に見えないので、有線LANのケーブルトラブルなどに比べると原因究明は難しい。Wi-Fiのアナライズを行なうソフトを使うなどトラブルの原因を調べる方法はあるが、確実に解決するには時間と費用が必要になってしまう。

専門家でなくても利用できる
ネットスカウトのネットワーク検査機器

 ネットワークトラブルの解決を容易にすることで、企業の生産性や利益を守るソリューションを提供しているのがネットスカウト システムズ ジャパンだ。現在、ネットスカウト システムズ ジャパンが手がけているハンディタイプのネットワーク検査機器は、フルーク・ネットワークス時代に開発された製品であり、この分野で高いシェアをもつ。その特徴をネットスカウト システムズ ジャパンの杵鞭俊之(きねむち としゆき)氏に伺った。

ネットスカウト システムズ ジャパン 杵鞭俊之(きねむち としゆき)氏

 杵鞭氏によると、同社のネットワーク検査機器の最も大きな特徴は専門知識がなくても簡単に利用できる点にあるという。たとえば、Wi-Fi/有線LAN両対応の「OneTouch AT G2」で有線LANの診断を行なう場合、ネットワークケーブルを繋いで「Test」ボタンを押すだけで自動的に診断プログラムを実行してくれる。「ネットワークについてまったく知識がない方でも使えます」というくらい簡単だ。

「OneTouch AT G2」(写真左端)

 「OneTouch AT G2」が行なうネットワーク診断は、ネットワークケーブルやハブの損傷からネームサーバーやルーターの設定、そしてサーバーに対する通信テストまでネットワークトラブルに関わる広い範囲に渡る。また、VoIPの端末では広く活用されているPoE(Power over Ethernet)の診断もサポートしている。

 PoEは仕様上、ハブから供給できる電力にいくつかの種類があり、十分な電力が供給されないためにVoIP機器がトラブルを起こすことが少なくない。こうしたPoEに関わるテストは、ソフトウェアを使うツールでは行なえない診断で、「OneTouch AT G2」のようなネットワーク検査専門のツールだからこそ行なえるテストといえる。

 もちろん、「OneTouch AT G2」で得た情報からトラブルを解決に導くためには専門的な知識が必要になる場合もある。そこで、ネットスカウト システムズ ジャパンの製品は同社のクラウドに診断情報をアップロードする機能を備えている。

ネットスカウト システムズ ジャパン製品はクラウドに診断情報をアップロードする機能を備えており、ネットワークに関する情報を一元管理できる

 たとえば、ネットワークの専門家がいない地方の支社でネットワークトラブルが発生したとしよう。「OneTouch AT G2」を使えば、支社スタッフがワンタッチで診断を行ない結果をクラウドにアップロード。その情報を本社の専門家がトラブルの解決にあたるといったことができるのだ。専門スタッフの派遣の必要性、支社と本社のやり取りにかかる時間などを大幅に低減できるだけでなく、原因追及やトラブル解決までの時間を短縮できる。ひいては、これが企業本来の業務効率や生産性を守ることにつながるというわけだ。

「OneTouch AT G2」2台が、1台分の価格で購入できる!

 ネットスカウト システムズ ジャパンは、「WiFi ツール OneTouch AT G2 3000 期間限定特別バンドルキャンペーン」を開催中だ。

「WiFi ツール OneTouch AT G2 3000 期間限定特別バンドルキャンペーン」ページ

 内容は、有線LANとWi-Fi両方の検証・可視化を行なえる「OneTouch AT G2 3000」モデルの期間限定特別バンドルセット(1TG2-3000-BG1、3000モデルを2台同梱)を、1台分の価格で購入できるというもの。キャンペーン期間は、2016年12月31日まで。詳細は、キャンペーンページを参照してほしい。

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