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「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント」に5G通信インフラを組み合わせる

5G活用の高度な警備サービスの実現に向け、ALSOKとNECが実証実験

2016年11月17日 08時00分更新

 綜合警備保障(ALSOK)と日本電気(NEC)は11月16日、NTTドコモと無線通信規格5Gを活用した警備サービスの実現に向けた実証実験の実施を発表した。

 近年、大規模イベント会場やオフィス商業ビルなど不特定多数の人が集まる環境下では、施設・空間における事故発生時の対処・被害拡大防止に加え、犯罪などの予兆検知・未然防止の必要性が高まってきている。

 両社は、画像解析による異常検知やAIを活用した警備などのサービス「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント」に取り組んでいる。またNECは、ドコモと5Gの要素技術である超多素子アンテナシステムを活用した「Massive MIMO」などの5G通信システムの実用化に向けた実験で協力している。

 今回の実証実験では、ALSOKゾーンセキュリティーマネジメントに、NECとドコモが構築する5G通信インフラを組み合わせることで、5Gの特長である高速・大容量通信を活かした警備サービスの実現に向けて検証を実施する。

 
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