自転車には夜間走行やトンネル内走行時用のライトが必須ですが、ライトのバッテリーをほかの用途にも活用できるようにしたのが、自転車周辺機器メーカーのKnogがクラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中のモジュールシステム「PWR」です。
PWRシステムの中心となる「pwr bank」は容量3200mAhのモバイルバッテリーで、キャップ式のLEDライトヘッドを装着すると、300ルーメンもしくは800ルーメンの自転車用ライトとして利用可能。さらにアダプターキャップとストラップを装着すると頭部に装着するヘッドライトとして使えます。LEDライトの点灯モードは無料アプリ「pwr control」でカスタマイズできるのも楽しげ。当然ながら自転車装着用マウントも用意されており、LEDライトヘッドを外してUSBケーブルを装着すると、Garmin社のGPS自転車メーターなどを充電するモバイルバッテリーとして利用可能です。
これらに加えて「pwr bank」で駆動するBluetoothスピーカーユニットや360度周囲を100ルーメンで照らすランタンユニット、2本の「pwr bank」を同時に充電できるステーション「pwr dock」も用意。
PWR Bank1本+300ルーメンのLEDライトヘッドがセットの「PWR Bike 300」のアーリーバード(限定数500)価格は65豪ドル(約5200円)。日本までの送料は+15ドル(約1600円)。なお、Knogは以前Kickstarterでスタイリッシュな自転車用ベル「Oi」の資金調達に成功しています。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります