IDCフロンティアは10月31日、ディープラーニングプラットフォームを構成するコンポーネントとして、GPUサーバーをクラウドの時間課金からベアメタルサーバー、スーパーコンピューター並みの計算能力を発揮するシステムまでフルラインアップで提供すると発表した。
第1弾として、「NVIDIA Tesla GPUアクセラレータ M40」を搭載した仮想マシンを、IDCFクラウドの最上位タイプとなる「IDCFクラウド GPU BOOSTタイプ」として提供する。
同サービスは、ハードウェアのリソースを専有できるクラウド型で提供。PCIバスに取り付けたGPUアクセラレータは、仮想化ソフトウェアからも利用できるパススルー方式とすることで、クラウド型の仮想マシンでもGPUの高速な処理ができるという。処理性能は、Tesla M40でおよそ7テラフロップスとなる。初期費用0円、1時間400円の従量料金制で11月25日より提供開始する。
また「NVIDIA Tesla GPUアクセラレータ P100」を搭載したサービスは、2017年2月からの提供を予定している。
さらにGPU搭載のベアメタルサーバーと、ベアメタルサーバーをラックへ搭載したプライベートシステム、ユーザー保有のGPUサーバーを構築可能な40kVAの電力供給と高い冷却能力を有する専用ラックも、2017年6月に提供を開始する予定。
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