VRで複数のユーザーがリアルタイムに協力して開発作業や、データ共有などを行なうことができるプラットフォーム「NeosVR」のプレビュー映像が公開された。
NeosVRは、VRで複数のユーザーが動じに協力して開発を行なったり、イラストや映像などのデジタルデータをVRで共有することもできるVRプラットフォームだ。VRゲーム・アプリのクリエイターであるTomas Mariancik氏(別名:Frooxius)が2016年の初旬に発表し、現在開発を進めている。また、NeosVRの基礎となるフレームワークを「Neos Core」と呼ぶ。
同プラットフォームでは、複数人数でのアバターベースのリアルタイムプレイが可能。また、複数機種によるマルチデバイスでの稼働にも対応している。今回新たに公開されたプレビュー映像では、2つの別々の部屋から1つの同じVRにお互いが参加した時の様子が公開されている。
別の場所にいる人同士が同じVRにアバターとして現れ、デジタルデータを共有・同期しながら編集や構築の作業を一緒に行なうことができる。たとえば、VRで協力してGoogleドキュメントで文章を書き上げるといった日常用途から、医療や研究など幅広い分野まで役立てられることが予想される。
VRでさまざまなことを共同で行なうことで、これまでにない体験が生み出される。先日開かれたOculus Connnect3でフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏もオリジナルのデモを実演し、さらに期待が高まっている。
Neosプロジェクトは未だに開発段階だが、その幅広い分野での活躍など、潜在的な可能性に注目したいところだ。
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