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VR広告をユーザーが見た時点で収益が発生する仕組みを採用

VRアプリの収益化を「gaze課金」で簡単に。『SpeAD β版』の利用者募集を開始

2016年10月11日 15時09分更新

 DONIKAは、10月4日よりVRコンテンツを対象とした、アドネットワークサービス『SpeAD(スペアド)B版』の利用者募集を開始した。

『SpeAD β版』

 SpeADとは、DONIKAのVR Labが開発した、VRスペースに広告を表示する新しいタイプのアドネットワークサービス。スマートフォン向けにVRアプリを開発する企業または個人開発者は、SpeADを利用することによって、自身のアプリ内に簡単にVR広告を設置して収益をあげることが可能となる。

 既存のスマホ広告ではVRアプリ内にて正常に表示することができないが、SpeADでは3D空間内に広告を表示するため、VRアプリでも広告の表示が可能となる。VRアプリ開発者側は、SpeADを設置するだけで広告が自動配信される。広告主側はSpeADへ広告を出稿するだけで、複数のアプリへ広告配信を行なえる。

 収益の発生には、「gaze課金」という仕組みを採用する。これは、アプリを利用するユーザーが広告を見た時点でカウントを行ない、その数に応じて収益が発生するようにする仕組みだ。広告主は、自身の製品をVR空間に表示するなどのプロモーションや、動画の配信、ウェブサイトへの誘導等を行なえる。

 SpeAD β版は10月中旬からサービス提供予定。

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