うまいマグロを食べたい!
ごきげんよう、いつでもほろ酔いのナベコでございます! 今回は10月10日が“マグロの日”であるのにちなんで、マグロを食べてきましたよ。万葉集にマグロの歌が詠まれているというのが記念日の由縁ですが、秋・冬これからのシーズンはマグロが旬。
みんな大好き、魚界のヒーロー。マグロ。
とにかく私はマグロを食べたいのです。
酔いどれの聖地・神田のマグロ居酒屋
行ってきたのは、東京・神田のJR南口を出て信号渡ってすぐの「情熱江戸前酒場 とらえもん」。看板料理は一本買いしている“マグロ”。売り切れごめんの断面差しから、血合い肉、あご肉といった希少部位も用意しているのが自慢。
ビルの地下1、2階で全席130席ほどと、団体にも嬉しい規模のお店。長テーブルの気軽な大勢席と、個室席も用意。今年春にオープンしたばかりのなので、店内は清潔感がありますよ。
まずはビールで乾杯! ひゃっほー、酒だ酒だ。
アサヒスーパードライのジョッキは630円でした。ちなみにブラックニッカハイボールは580円、サワーは480円と、ドリンクはそこそこの価格帯です。
嬉しいことに、お通しはアサリの酒蒸しでした。
ボリュームもたっぷり。気合が入ったお店だなってこういうところでわかりますよね。本命のマグロ料理にも期待が高まってきました。
テールフライ ええ~!? 超巨大!!
一発目、マグロのテールフライを頼みました。価格は600円。
ひとこと断っておきますが、私はワイルドな男性が好きです。ワイルドなマグロも好き。
どどん!
シッポがやってきました!! さすまた状に二方に尾ビレが割れています。魚のシッポと言っても秋刀魚やイワシではありません。マグロです。ちょっとびっくりする大きなのですよ。
マグロの尾の部分に衣を着けて豪快にも揚げています。ヒレの部分は食べられないので衣が付いた部分のみが箸でほじれます。
皿ごと持ったら感覚的にはルンバをがガシッとつかんだくらいの重量感と迫力がありました。「ふほーーー」という感嘆の溜息。
マグロの尾ビレの部分は通常捨てられてしまう希少部位。マグロを一本買いしているお店だからこそ提供できるそうで。とはいえ数量限定なので、ちょうどあったらラッキーです。
尾ビレ入刀しますよ。
んっまーー。なんておいしそうなこと。
衣を割ってタルタルソースを乗せていただきますよ。
味は、脂がそんなに多いというわけではないですが、しまっている感じがあって美味。魚の生体について詳しくはないのですが、回遊魚として海から海へと絶えず泳ぎ回っているマグロが、もっとも力強く動かしている部分こそ尾ビレなのではないでしょうか。
マグロの活力をいただきカラダに力が付きそうな気がします。
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中央に骨があるので食べられる部分は見た目より少ないです。ですが、骨をほじりほじりしながら食べるのは楽しいし酒も進むし(私は何をしていていも酒が進んでしまう)、このインパクトがあって600円というのはなかなかよいのでは。
ひょっとして、ゴツゴツしたヒレとか生々しいものが視覚的に苦手な人にはキツイのかもしれませんが。
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