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ハイレゾをこれから始めたい人へ、AK70はいいぞ!!

2016年10月07日 17時30分更新

第3世代のハイエンド機「AK380」と比べるとかなりコンパクト。なんかかわいく見える。

 ディスプレーサイズは3.3型と大画面スマホが一般的となった現在では少々小さめだが、デメリットばかりではない。まず手に取ると、兄弟機と比べて驚くほど軽い。金属外装(アルミ合金)の質感と比べるとちょっと拍子抜けするほど軽い。サイズは幅60.3×奥行き13×高さ97.8mmで約132g。iPhone SEなど4インチクラスのスマホよりも縦横は少し小さく、厚さと重量が若干増すぐらいのイメージだ。

 また“ミスティミント”の本体は、ターコイズブルーというか、他社含めてあまりないカラーリングになっている。ここも味がある部分。ブルーやアイボリーの交換ケースがあり、装着してみるとしゃれている。実際、イベントで立ち話していたら、女性ユーザーからの反応も上々だったそうだ。

ギザギザつきのボリュームダイヤルはしっかり継承

 Wi-Fiを内蔵していることもあり、ネットワーク機能が強い点も注目だ。AKシリーズ共通の特徴ではあるが、「AK Connect」というDLNA機能やGrooversなどの配信サイトから直接ハイレゾ音源を買える「ストア機能」などが利用できる。

背面。テクスチャーがあしらわれている

 DLNA機能はサーバーにも、レンダラーにも、コントロールポイントにもなるので、NASに保存したデータをWi-Fi経由で再生したり、逆にAK70内のデータを別のDLNA対応機器で再生することもできる。

 拡張性としてはUSBケーブルを介してパソコンと接続し、USB DACになる(最大96kHz/24bit)という点がひとつ。逆にAK70に別のUSB DACを接続して、送り出し機としても動作させられる(DoPで最大5.6MHz、PCMで最大384kHzの出力に対応)という点が面白い。もちろんBluetooth出力にも対応する。こういった接続に関する柔軟性の高さはAstell&Kernならではの特徴だ。

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