みなさん、こんにちは。ASCIIの吉田ヒロでございます。国内外のApple噂系サイトで9月25日から10月2日までに出回った内容をまとめました。
9/26 MacBook Air/Proの新モデルは10月に登場か
フォーブスによると、MacBook AirシリーズとMacBook Proシリーズの次期モデルはすでに生産が始まっており、10月にはリリースされるとのこと。搭載するCPUは、第7世代のKaby Lakeではなく、第6世代のSkylakeになるそうです。そのほか、米AMD社の最新のGPUアーキテクチャーである「Polaris」ベースのGPUをオプションで選べるようになるかもしれないそうです。
9/27 iPhone 7シリーズは早くも減産へ
EMSOneによると、Appleは2016年11月にはiPhone 7シリーズの減産を指示する可能性が高いとのこと。iPhone 6sシリーズよりも出足は悪いようです。日本だとFeliCa対応で盛り上がったのですが、世界的には革新性がないモデルとして売れ行き予想は厳しめのようですね。元バークレイズ・キャピタル証券のアナリストのレポートだそうです。
9/27 iPhone 7 Plusの品薄は一時的か
EMSOneよると、Appleは発売直後のブームが去る12月ごろには、台湾のサプライチェーンに対してiPhone 7シリーズ関連の発注を減らすそうです。調査会社DIGITIMESリサーチのレポートです。iPhone 7 Plusの品薄で売れているように感じている人も多いかと思いますが、iPhone 7の市場在庫は相当残っているので正しい戦略かと思います。
9/27 10月24日にMacBook Pro関連のスペシャルイベントがあるかも
TheApplePostによると、Appleは10月24日にMacBook Proシリーズなどの発表会を開催するとのこと。MacBook Proシリーズだけでなく、5K対応の新型ディスプレーなども登場する可能性もあるそうです。
9/27 Galaxy Note 7の爆発を受けてAppleがサプライチェーン管理強化
EMSOneによると、Appleは韓国サムスン電子社のスマホ「Galaxy Note 7」のバッテリーが爆発したことを受け、サプライチェーンの強化を図っているそうです。iPhoneシリーズも、Galaxy Note 7と同様にリチウムイオン充電池を使っていますので、他人事ではありませんしね。
9/29 MacBook Proは10月後半にリリースか
MacRumorsによると、MacBook Proシリーズは10月後半に登場するのこと。同時に新MacBook ProシリーズをサポートするmacOS Sierra 10.12.1がリリースされるそうです。
9/29 iPhone 8はイスラエルで開発中
Business Insiderによると、2017年に発売されると見られるiPhone 8シリーズは、イスラエルのヘルズリアにあるオフィスで開発が進められているとのこと。
9/30 Appleが北京に研究開発センターを設立
DigiTimesによると、Appleは北京中関村に研究・開発センター「蘋果研発(北京)有限公司」を設立したそうです。中関村は「中国のシリコンバレー」と呼ばれる場所とのこと。蘋果はAppleの中国名です。
9/30 ジェットブラック増産に向けて人員を補充
EMSOneによると、iPhoneの組み立てを請け負っている台湾フォックスコン社は、ジェットブラックのiPhone 7 Plusの品薄を解消するため、中国河南省の鄭州工場で人員を増強して生産を急いでいるとのこと。新色で人気なのはわかるんですが、正直キズは付きやすいので個人的にはブラックモデルのほうがオススメです。
9/30 iPhone 8への有機ELパネルの供給でシャープが交渉中
ブルームバーグによると、シャープは2017年にリリースされると見られるiPhone 8への有機ELパネルの供給についてAppleと協議しているそうです。Galaxyシリーズなどで採用実績のある韓国サムスン電子社の優位は揺るがないと思いますが、頑張ってほしいところです。
9/30 iPhone 7 Plusでもバッテリーの膨張や発火の事例あり
cnBetaによると、iPhone 7 Plusのバッテリーが膨張してしまう事例が報告されているそうです。リンク先の写真を見るとバッテリーによってケースが膨張していることがよくわかります。また、reddit.によるとiPhone 7 Plusが発火した写真も投稿されているようです。
9/30 TSMCが3nmプロセスの製造ラインを開発中
EMSOneによると、Apple A10 FusionなどApple Aシリーズのプロセッサーの製造を請け負っている台湾TSMC社が、3nmプロセスの開発に300〜400人ほどの人員を投入しているそうです。なおApple A9は、韓国サムスン電子社製が14nm FinFET、TSMC製が16nm FinFETの製造プロセスと言われています。最新のApple A10 Fusionについても、製造プロセスは16nm FinFETの可能性が高いようです。将来的に3nm製造プロセスでApple Aシリーズが製造可能になると、かなりの省電力化と性能向上が見込めますね。MacのCPUもApple Aシリーズに切り替わるかも?
10/2 Apple A10 FusionでmacOS Sierraが動く?
「気になる、記になる…」経由、オランダのTechTastic.nlによると、Mac用の最新OSであるmacOS Sierraのカーネルソースコードの中にARMプロセッサーに関する記述が見つかったそうです。具体的には、「ARM Hurricane」というCPUファミリー名が記載されており、これはiPhone 7シリーズが搭載するApple A10 Fusionプロセッサーのことだそうです。Apple Aシリーズのプロセッサーは数世代前のCoreシリーズを凌ぐ性能を備えているなど、PC向けのプロセッサーとしてAppleがいつ採用してもおかしくありません。特にエントリー向けのMacBookシリーズなどは、性能は少し落ちてもバッテリー駆動時間などが延びたほうが製品の魅力を高めると思いますので期待大ですね。
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