グローブ型VRコントローラー「Manus VR」がアメリカ航空宇宙局(NASA)による宇宙飛行士の訓練に使われようとしている。
Manus VRとは、現実での手の動きとVRの手の動きをリンクさせることができるVRコントローラーだ。上記の動画を見て分かるように、指一本一本の動きが忠実にVRでリンクされている。
NASAはVRに国際宇宙ステーション(ISS)を再現し、その環境を使用した訓練を行なうことを目指している。実際のISSに行かずとも、現実感のある訓練を宇宙飛行士に提供するためだ。
Manus VRはこれまでも、NASAの宇宙飛行士をISSの環境に順応させることを目的とした実験でも使用されてきた。本デバイスは現在開発中であり、予約販売の受け付け中となっている。また、SteamVRのルームスケールのトラッキングシステムLighthouseに対応したブレスレット型のデバイスも開発中だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります