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グローブ型VRコントローラー「Manus VR」を導入

宇宙飛行士の訓練に使用。NASA、VR用グローブ型コントローラーを導入

2016年09月26日 14時23分更新

 グローブ型VRコントローラー「Manus VR」がアメリカ航空宇宙局(NASA)による宇宙飛行士の訓練に使われようとしている。

 Manus VRとは、現実での手の動きとVRの手の動きをリンクさせることができるVRコントローラーだ。上記の動画を見て分かるように、指一本一本の動きが忠実にVRでリンクされている。

グローブ型VRコントローラー「Manus VR」

 NASAはVRに国際宇宙ステーション(ISS)を再現し、その環境を使用した訓練を行なうことを目指している。実際のISSに行かずとも、現実感のある訓練を宇宙飛行士に提供するためだ。

 Manus VRはこれまでも、NASAの宇宙飛行士をISSの環境に順応させることを目的とした実験でも使用されてきた。本デバイスは現在開発中であり、予約販売の受け付け中となっている。また、SteamVRのルームスケールのトラッキングシステムLighthouseに対応したブレスレット型のデバイスも開発中だ。

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