秋葉原駅から昭和通りを御徒町方面へ歩いて徒歩3分。赤い店構えが目印のらーめん屋さんが、あの「カレーハウスCoCo壱番屋」が運営するカレーらーめんのお店「麺屋ここいち」。関東にはまだこの1店舗のみ。ひと味違う“CoCo壱流”カレーらーめんを味わうには、秋葉原へ行くしかないっ!!というわけで行ってきました。
メニューは本家「ココイチ」のシステムと似ていて、ベースとなる味が4種類。まずはその中で売れ筋の2品、「濃厚うまこくカレーらーめん」(810円)と「うまこくカレーらーめん」(702円)をオーダー!どちらも、ココイチのあのカレーを感じるスープだな、という感想がまず浮かびました。
特に「濃厚うまこく」は、その名のとおりスープ自体がドロっとしており、ココイチのカレーにらーめんをそのままぶち込んだ感じ。〆にライスを入れたら、そのままカレーライスとして食べられちゃいそうです(笑)。今回は普通麺で頂きましたが、店舗がお勧めするように太麺のほうが濃厚なスープに絡むのでいいかもしれません。
対して「うまこく」は、カレー鍋の〆にらーめんを入れて食べているイメージ。こちらのほうが、らーめんらしい出汁が効いています。そのせいか、同じ普通の辛さレベルを選んでいるはずが「濃厚うまこく」に比べて「うまこく」の方が、少しだけマイルドかもしれません。
どちらにしても、カレーは少々辛めに感じました。でも、しっかりとした麺の味が、絶妙なバランスでその辛さを和らげてくれる。麺がカレーにまったく負けていない、「さすがココイチ!」と思わず唸るらーめんでした。
さてさて、もちろん“あの”ココイチのお店です。これで終わりではありません。これに本家同様にトッピングを追加できるんです!今回は店員さんおススメの「トマトチーズカレーらーめん」(1016円)と「タレカツカレーらーめん」(813円)をオーダー!
まずは王道感ある「トマトチーズ」から。チーズ・トマト・カレー、この三者の相性は推して知るべしといったところ。外れるはずがありませんよね。トッピングで辛味が抑えられるというよりは、チーズのとろみとトマトの酸味の後にカレーの辛さが来るので、チリトマトっぽくなりました。トマトの存在感が強くさっぱり食べやすいので、もし女性と来たなら、オススメして外さないだろう安心の一杯です。
最後は、秋葉原店発祥メニュー、店舗でも人気が高いという「タレカツカレーらーめん」をご紹介。カツは大きく、ボリューム満点。女性なら食べきれないかと不安に思うところかもしれません。しかしそんな心配もなんのその。甘めのタレカツに辛めのスープが好対照で、私、不思議と箸が止まらなくなってしまいました!生卵もついているので、途中で味が変えられるのもいいところ。タレカツ+生卵で、かなりマイルドならーめんに変身します。辛いのが苦手な人にもオススメできる、優しい一杯かもしれませんね。
トッピングはほかにも、コーンやほうれん草・バターなど、“カレーあるある”な品から焼き餃子にモツ煮込みなど、カレーに入れるなんて考えたこともないようなものまで揃っています(笑)。ちなみに、餃子濃厚カレーらーめんは店舗オススメ4位の人気商品だそうです。
しかも、卓上には福神漬けと「とび辛スパイス」「カレー専用醤油」なるものまであるんです。福神漬けを添えると、甘さでひと息付ける。逆に刺激が欲しくなったら、スパイスで辛さを調節。味に変化を付けたくなったら醤油を入れよう。カレーにますますコクが増します。知ってますか?これ、サービスなんですよ……。
この店は、どれだけのバリエーションを用意しているというんでしょうか!まさに、いくら通っても飽きの来ないお店といえるでしょう。ぜひ、あなたのお気に入りの味を探してみてください。
麺屋ここいち
住所:東京都千代田区神田松永町16番地 内尾松永ビル1階
TEL:03-5297-5448
営業時間:11時〜23時(金曜は0時まで、日祝日は21時まで)
定休日:なし
URL:http://www.menyacocoichi.jp(麺屋ここいち)、
http://www.ichibanya.co.jp/(カレーハウスCoCo壱番屋)
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