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完全防水というわけではない

iPhone 7は防水といっても過信は禁物

2016年09月20日 17時00分更新

 iPhone 7/7 Plusのアップデートの中でも、大きな変更点は防水・防塵対応でしょう。防水面としては「規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない」という基準「IP7」を満たしているとされています(詳しくはこちら)。

 ちなみにアップルのサイトではiPhone 7/7 Plusを「防沫性能と耐水性能を備えた筐体」と紹介しています。「耐水」という表現を使っているのですね。

 だからといって、いたずらに濡らし続けていい、というわけではないようです。アップルの「取り扱いに関する重要な情報」を見てみますと、以下のことは行なわないでください……とありました。

  • 身に付けたまま泳いだり入浴したりする
  • 水圧が強い水や流速が大きい水をかける(たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
  • サウナやスチームルームで使う
  • 故意に水に浸す
  • 推奨される温度範囲外または湿度が非常に高い環境で操作する
  • 落とすなど、衝撃を与える
  • 解体する(ネジの取り外しなど)

 iPhone 7/7 Plus が液体にさらされた場合は、「すべてのケーブルを取り外してください。また、完全に乾くまでデバイスを充電しないでください」とのこと。充電したりLightningアクセサリーを接続したりする前に、5時間以上間をあけることが推奨されています。

 また、「iPhoneを乾かすには、Lightningコネクタを下に向けた状態で、手の上でiPhoneを軽くたたき、余分な液体を取り除きます」という、わりと直接的な方法も紹介されています。風通しのよい乾燥した場所に置くほか、Lightningコネクタの中にファンの冷気を直接当てると早く乾かせる、ということも紹介されていました。

 ちなみに、外部熱源(ドライヤーなどですね)を使ってiPhoneを乾かしたり、Lightningコネクタに綿棒や紙タオルなどの異物を入れたりするのはNGだそうです。なお、「液体による損傷は保証対象外となります」とのことで、やはり乱暴に扱うのはよくないですね。

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