週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「タップティックエンジン(Taptic Engine)」を採用

iPhone 7のホームボタン、「クリック感」設定のベストは?

2016年09月16日 17時00分更新

 iPhone 7/7 Plusのホームボタンは、「タップティックエンジン(Taptic Engine)」を採用した、感圧式のセンサーになっている……というのは、ご存知の人も多いでしょう。

 押しこむボタンではなく、物理的には一切動かない板。指先に擬似的にクリック感が伝わるという“ボタン”です。このホームボタンの採用により、物理ボタンの経年劣化を気にしなくてよくなったほか、防水・防塵機能の達成にも一役買っているものと思われます。

「タップティックエンジン(Taptic Engine)」はこんな感じで入っているとか

 さて、新しいホームボタンは、クリック感を「1〜2〜3」の3段階に調整できます。数字が大きいほど反応も大きいわけです。

 どの設定がよいのでしょうか? こればかりは個人の判断によるとしかいえませんが、筆者の私見でいえば、明らかに「ボタン」を押す感覚とは別物です。iPhone 6s/6s Plusに搭載された、ディスプレーへのタッチ圧力を検知して指先にブルッと反応を返す「3D Touch」の感触、あれに近い。何かを押すというより、指そのものに振動が返ってくる感じ。

 編集部でも(自分の予約分が届いてなかったことへの悲しみか)多くの人たちが触りまくり、口々に新しいホームボタンの感想を述べていました。

 たとえば週刊アスキー・宮野編集長は「一番振動が大きい『3』がオレ的には好みなのだっ!!」とコメントしています。反応が強く返ってくる分、押したという実感が強く持てるということのようです。“ボタンを押す感”がほしい人なら、「3」に設定するのは妥当といえます。

 一方、週間リスキー・ACCNは「慣れれば『1』がラク。バッテリーの消費もおそらく一番少ないはず」と語ります。物理的なボタン機構とは別物だと思えば、反応は小さいほうがよい。Androidスマートフォンには物理的にホームキーがない端末(タップすると振動を返すタイプ)もあるので、そちらに慣れている人なら「1」あるいは「2」が慣れやすいかもしれません。

 一日に何度も触るホームボタンだからこそ、自分好みにしておきたいもの。「どうにも慣れないな」と思ったら、設定を見直すのも手でしょう。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事