初心者にオススメの充電器兼用モバイルバッテリー
ユニークな5000mAhクラスバッテリーとしては、コンセントから直接充電するUSB充電器とモバイルバッテリーがいっしょになった製品がある。
パナソニックの「QE-AL201」は、外出先では5000mAhのモバイルバッテリーとして使えるのはもちろん、自宅などのコンセントで充電する際には、先にUSBポートに接続したスマホやUSB機器を充電したあと、内蔵のモバイルバッテリーを充電してくれる。
一般的なモバイルバッテリーとは異なり、スマホをつないだままコンセントで充電しても何の問題もない。その代わり、一般的なモバイルバッテリーと比べるとサイズが大きく、出力も2ポート合計1.8Aとやや物足りない。とはいえ、直感的に使いやすく使用上の注意が少ないのは利点だ。バッテリー充電回数も2500回と、一般的な500回のモデルと比べて5倍と寿命が長い。
QE-AL201 | |
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メーカー | パナソニック |
容量 | 5000mAh |
出力 | 合計5V/1.8A (2ポート) |
入力 | コンセントから充電 (AC100~240V) |
サイズ | 78×24×93mm |
重量 | 約195g |
実売価格 | 4800円前後 |
容量3760mAhでコンパクト、充電回数が約1600回の「QE-AL202」もラインアップ。旅行や出張が多いユーザーや、スマホ初心者へのプレゼントにもオススメだ。
QE-AL202 | |
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メーカー | パナソニック |
容量 | 3760mAh |
出力 | 合計5V/1.8A (2ポート) |
入力 | コンセントから充電 (AC100~240V) |
サイズ | 66×20×128mm |
重量 | 約175g |
実売価格 | 4500円前後 |
■オススメの10000mAhクラスクラスバッテリー■
(スマホを2回以上フル充電できる)
このクラスは軽量化と高機能化の激戦区だ。そこそこ容量があるのでスマホを2回以上フル充電したり、タブレットの充電にも向いている。また、2ポートで2台のスマホを充電したり、ほかのモバイル機器をまとめて充電したいユーザーにも最適だ。
軽さを求めるならTECの「TMB-9KS」がオススメ。9000mAhだがこのクラスでは軽量かつ薄型なので、スマホといっしょに持ち歩いて充電しやすい。合計5V/2.1Aと出力は控えめだが、2台の機器を同時に充電できる。
TMB-9KS | |
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メーカー | TEC |
容量 | 9000mAh |
出力 | 合計5V/2.1A (2ポート) |
入力 | 5V/2.1A |
サイズ | 54×12×143mm |
重量 | 約66g |
実売価格 | 3650円前後 |
低価格かつ無難なモデルが欲しいならcheero「Power Plus 3 10050mAh」だ。合計5V/2.4Aの2ポート搭載で、iPhoneやAndroidスマホを問わず最適な出力で充電できる。バリエーションとして“ダンボー”デザインの「Power Plus 10050mAh DANBOARD version」もある。こちらは実売3650円前後とやや高いが、出力が合計5V/3.4Aと高い。かわいさや機能を求めるならこちらを選んでもいいだろう。
Power Plus 3 10050mAh | |
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メーカー | cheero |
容量 | 10050mAh |
出力 | 合計5V/2.4A (2ポート) |
入力 | 5V/2A |
サイズ | 62×23×92mm |
重量 | 約192g |
実売価格 | 2480円前後 |
Quick Charge 2.0や3.0に対応したAndroidスマホを持っているなら、Anker「PowerCore 10000 Quick Charge 3.0」を選択肢に入れたい。対応スマホ「Xperia X Performance」を充電したところ、残量0%の状態から1時間で70%まで急速充電できた。対応スマホこそ限られるが、とにかく速く充電したいユーザーにオススメだ。
PowerCore 10000 Quick Charge 3.0 | |
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メーカー | Anker |
容量 | 10000mAh |
出力 | Quick Charge 3.0 (5V/3A~12V/1.5A) |
入力 | 5V/2A |
サイズ | 60×22×92mm |
重量 | 約188g |
実売価格 | 2900円前後 |
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