週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「ポケモンGO」プレイ時のバッテリー切れとオサラバ!

今買うべきオススメのモバイルバッテリーはコレだ!

2016年09月20日 11時00分更新

 「ポケモンGO」などバッテリー消費量が多いスマホアプリを利用する際、いちばんの悩みの種がスマホのバッテリー切れだ。スマホを操作し続けていると「帰る前にスマホのバッテリーが切れた!」という経験をしたユーザーも多いはず。

 そこでオススメの定番アイテムが「モバイルバッテリー」だ。スマホ数台ぶんのバッテリーを搭載した充電器で、外出時など好きなときにスマホをつないで充電できる。「ポケモンGO」でバッテリー切れに困っているユーザーはもちろん、旅行や出張が多いユーザーにも便利なアイテムだ。

「ポケモンGO」でスマホのバッテリーが切れた! そんな時も、モバイルバッテリーをつなげばいつでもスマホをフル充電できる

 便利なモバイルバッテリーだが、7月のポケモンGO開始以降は前年比2.5倍(GfKジャパン調べ)の売れ行きで、店頭やオンラインショップでは人気製品の在庫が尽きるなど、今も“ポケモン特需”と呼ばれる現象が続いている。

「ポケモンGO」特需で、一時は店頭からモバイルバッテリーが消えることも。現在も人気モデルは入荷とともに売り切れることは珍しくない

 特集の1回目では、買って後悔しないオススメのモバイルバッテリーと、その選びかたを紹介する。2回目と3回目では「ソーラー発電でポケモンGOを無限に遊ぶ」方法や今冬のUSB Type-C(USB-C)やQuick Charge 3.0など最新の充電機能といった面も検証していく。

後悔しないモバイルバッテリーの選び方

 モバイルバッテリーは内部に大容量のバッテリーと、スマホなどUSB機器の充電用ポートを搭載したアイテムだ。基本的な使い方だが、外出中ではモバイルバッテリーからスマホを充電する。モバイルバッテリーの容量が少なくなったら、自宅のスマホ向け充電器から充電する。基本的にはそれだけだ。

モバイルバッテリーからスマホを充電

モバイルバッテリーの残量がなくなったら、スマホ向けのUSB充電器から充電する

 実際に店頭やオンラインショップでモバイルバッテリーを探してみると、似たような製品が数多く並んでいる。だが、これらはすべてバッテリー容量だけでなく充電速度や使い勝手に違いがある。

 今回は最初に購入時の目安となる容量や重さ、性能の読み方をカンタンに解説したうえで、オススメのモバイルバッテリーを紹介する。性能の詳細な読み方は第2回で紹介するので、そちらを確認してほしい。

モバイルバッテリーは容量と重量で選ぶ

 モバイルバッテリーの外箱や製品紹介でいちばん目立つのが「10000mAh」や「5000mAh」といった容量だ。大容量なほどスマホを何度もフル充電できるが、その代わりに大きく重くなるというデメリットもある。自分の使い方に見合った容量と重さの製品を選ぼう。

画像左から容量23000mAh、10000mAh、5000mAh、3350mAhのモバイルバッテリー

バッテリー容量の目安

 毎日の通勤や通学で1回ぶん充電するなら、3000mAh~5000mAhモデルがオススメだ。80~120g程度と軽く、カバンに入れてもあまり重さを感じない。

 旅行や出張などの長距離移動や、複数のモバイル機器を持ち歩く人は10000mAhクラスがオススメだ。スマホを2~3回フル充電できるほか、製品によっては複数のモバイル機器をまとめて充電できる。重さは200g前後と、スマホ1台ぶんよりやや重たい程度だ。

 なお、表をよく見ると3000mAhバッテリーなのに、3000mAhバッテリーのAndroidスマホを1回ぶん充電できないことに気づくはず。これは、充電時にどうしても発生する電力ロスの影響だ。

出力と入力の数値もチェック 5V/1.8A以上がオススメ

 容量の次に、スマホの充電速度を決める「出力」と、モバイルバッテリー自体の充電速度を決める「入力」の数字も見ておこう。なるべく両方とも5V/1.8A以上の製品を選んでおきたい。出力と入力が5V/1Aの製品だと、条件にもよるがスマホやモバイルバッテリーの充電時間が約30~40%ほど長くなるからだ。

出力と入力の数値もチェックしよう。両方とも5V/1.8A以上の製品がオススメだ

 これから紹介するオススメのモバイルバッテリーのうち、5000mAh以上の製品はすべて「出力」と「入力」ともに5V/1.8A以上のものをチョイスしている。さらに、iPhoneやAndroidスマホをより速く充電できる自動判別機能や、対応Androidスマホをより急速充電できる“Quick Charge 3.0”対応製品も選んだ。このあたりの詳しい最新充電規格は次回詳しく解説する。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事