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Apple Payとマップが目玉

これだけ読めば重要ポイント丸わかり! iOS 10の新機能まとめ

2016年09月08日 14時45分更新

13日リリース決定!

 アップルから、iOS 10のリリース日が正式に発表されました。9月13日(国内時間では14日になる見込み)にリリースされる予定です。

 本稿では大きな機能を中心に、iOS 10の新機能をまとめます。

待望のApple Pay&FeliCa

 アップルによる非接触決済サービス「Apple Pay」が待望の国内対応。

 日本で広く使われる規格「FeliCa」に対応し、JR東日本の「Suica」やNTTドコモの「iD」といった電子マネーもサポートします。「おサイフケータイ」と同様のことがようやくiPhoneでもできるようになります。

 なお、iPhone 7/iPhone 7 PlusでないとFeliCaに対応しないため、iPhone 6sやiPhone 6では、Suicaなどは利用できません。

マップが大幅進化

 プリインストールアプリの「マップ」が国内の公共交通機関に対応。

 乗り換え検索や運賃の比較ができるようになります。地下鉄駅や路線、連絡通路も地図上に表示され、従来、乗り換え案内アプリを利用していたことが、マップからできるようになります。なお、米国や欧州の一部地域ではすでに提供されていた機能です。

 マップアプリは、OpenTableなどのアプリケーションを通じてのレストランの予約や、配車サービスなども利用できるように。

 また、ユーザーの「いきそうな場所と最短経路」を提案してくれるなど、より総合的なナビゲーションアプリに変わります。

スタンプが送れるメッセージ

 「メッセージ」でスタンプが送れるようになります。専用のストアも開設されるそうで、ちょうど「LINE」のスタンプ機能と近いものになると言えそうです。

 「Apple Watch」に搭載されていた、心臓の鼓動をアニメーションで送る「Heart Beat」など、「Digital Touch」と呼ばれる機能が利用できるようになります。iOS 10同士なら、Digital Touchで送信したメッセージは受信側でもアニメーション表示されます。文字以外のコミュニケーション手段が増えそう。

 このほか、メッセージはApple Musicを参照しての、音楽の共有などにも対応します。これまではメッセージとイメージ/ビデオが送れるシンプルなアプリだったので、活用の幅が広がりそうです。

持ち上げてロック解除

 iPhoneを持ち上げるとスリープを解除する機能が搭載されます。従来はホームボタンか電源ボタンをクリックすることでディスプレーを点灯させていましたが、たとえば時刻を確認したり、メッセージや着信の有無を確認するだけなら、これからは「取り出すだけ」でOKです。ハードウェアの磨耗を抑えるというメリットもありそうです。

 大きな機能を中心にまとめてみましたが、iOS 10はアップルが「史上最大のアップデート」とうたうだけあり、多数の新機能を搭載しています。ASCIIでは、引き続き新機能の紹介やレビューを掲載していきます。

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