多くのバランス端子に対応するヘッドフォンアンプ
11月発売予定の据え置き型ヘッドフォンアンプ「TA-ZH1ES」(税抜希望小売価格価格は27万8000円)は、デジタルとアナログを組み合わせた新開発の「D.A. Hybrid Amplifier Circuit」(D.A. ハイブリッドアンプ)が特徴。
オーディオ信号をフルデジタルアンプの「S-Master HX」で処理しつつ、同時にアナログアンプにも入力してその誤差を検出。理想的な信号になるように補正を行なう。
これにより、特に高いインピーダンスのヘッドフォンにおいてより忠実な音の再現が可能になる。
オーディオフォーマットは、PCMは768kHz/32bit、DSDは22.4MHzまでに対応。また、PCM音源を11.2MHzのDSDに変換して再生する「DSD Remastering Engine」や、MP3などの音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載。DSEE HXは384kHzのサンプリング周波数に対応するほか、音質について5種類のオーディオモードから選択できるようになった。
多様な出力端子を備えるのも特徴だ。アンバランス出力は2系統(3.5mmと6.3mm)、バランス出力は3系統(3.5mm、4.4mm、XLR4)を備え、ほとんどのヘッドフォンを変換プラグなしで接続できる。
さらに、アナログのプリアウトも搭載しており、スピーカーと接続してプリアンプのように利用することもできる。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります