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高輝度24型と業界初17型

キヤノン、HDR映像制作向け業務用4Kディスプレー2機種発売

2016年09月05日 19時53分更新

 キヤノンは9月2日、4K・HDR映像制作のニーズに応える業務用4Kディスプレーの新製品として、24型の「DP-V2420」と、17型の「DP-V1710」を11月上旬より順次発売すると発表した。

 DP-V2420、DP-V1710は、独自開発のディスプレー用映像エンジン、独自設計のバックライトシステム、およびIPS液晶パネルを採用することで、忠実な色再現・高解像度・高コントラストを実現している。

 DP-V2420は、HDRの各種規格や方式に対応し、HDR映像制作で必要となる高輝度と黒輝度の性能を実現した業務用24型4Kリファレンスディスプレー。ダイナミックレンジが拡大し、映像の明暗差や色表現の幅が広がることで、肉眼に近い輝度表現、自然な色、立体感などを表現でき、ディスプレー上で質の高い4K映像を確認できるようになる。また、制作用途に応じた適切な画質の確認ができる「HDR設定」を備え、幅広い映像制作のワークフローに貢献するという。

 サイズはおよそ幅594×奥行き235×高さ399mm(スタンド含む)、重量はおよそ19kg。発売日は11月上旬。価格はオープン。

 DP-V1710は、放送局の中継車やスタジオの副調整室などで主流の19型ラックマウントに対応した、業務用17型4Kディスプレーだ。4Kの高画質性能を持ちながら、17型の小型サイズを実現しており、撮影現場での持ち運びや、中継車などのスペースの限られた場所での運用に適しているという。また、HDRの各種規格や方式への対応や、放送局で求められる黒輝度性能を実現しており、これまでのフルHDの映像制作はもちろん、4K・HDR映像制作といった現場の幅広いユーザーに貢献するとのこと。

 サイズはおよそ幅435×奥行き194×高さ356mm(スタンド・ハンドル含む)、重量はおよそ8kg。発売日は2017年2月下旬。価格はオープン。

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