回転型の2in1ながら厚さ10.98mmの「Spin 7」
「Spin」シリーズは、360度回転型のヒンジによりタブレットスタイルやテントスタイルなど使い方に合わせて変形させられる2in1タイプのノートPC。タブレットスタイルなどに対応するため、ディスプレーはタッチ対応になっている。
「Spin 7」は、タッチディスプレーと360度回転型のヒンジを搭載しながら、厚さ10.98mmと一般的なDVDケースよりも薄いデザイン。CPUはSpinシリーズとしては唯一第7世代のCore i7を搭載している。
ディスプレーは14型(1920×1080ドット)で、コーニング社のゴリラガラス4を採用。キズなどの心配をせずにタブレットスタイルでも安心して使える。価格は北米では1199ドル。発売時期は中国が9月、北米と欧州・中東では10月を予定している。
Spinシリーズは、そのほか「Spin 5」「Spin 3」「Spin 1」と合計4モデルをラインアップ。「Spin 5」は13.3型と「Spin 7」よりもひと回り小さいモデル。解像度は同じフルHD解像度なので、ピクセル密度はこちらの方が上。さらにCPUも第6世代のCore i3/i5だが、メモリーは最大16GB、SSDは最大512GBとそのほかのスペックでは「Spin 7」を上回るモデルも用意される。価格は北米では599ドルから、発売時期はEMEAが9月、北米は10月を予定している。
「Spin 3」は2in1タイプながら15.6型(1920×1080ドット/1366×768ドット)と大型ディスプレー採用モデル。CPUはCeleronからCore i7まで、ストレージもSSDやHDDと幅広いスペックをラインアップしているのが特徴。特に1366×768ドットは抗菌対応で、スペックによっては価格も押えられるため、学校などの教育向けとして考えられている。価格は北米では499ドルからで、発売時期は欧州・中東が9月、北米は10月を予定している。
「Spin 1」は「Spin 3」とは逆に、11.6型と小さめのディスプレーを搭載したモデル。解像度は1920×1080ドット、もしくは抗菌対応のゴリラガラスの1366×768ドットの2タイプをラインアップ。ストレージはHDD、もしくはeMMCとなっている。価格は北米では249ドルからで、発売時期は欧州・中東が11月、北米は12月、中国では10月を予定している。
Spin 7 | Spin 5 | Spin 3 | Spin 1 | |
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CPU | 第7世代Core i7 | Core i5/i3 | Core i7/i5/i3 Pentium/Celeron |
Pentium/Celeron |
ディスプレー | 14型 (1920×1080ドット) |
13.3型 (1920×1080ドット) |
15.6型 (1920×1080ドット) (1366×768ドット) |
11.6型 (1920×1080ドット) (1366×768ドット) |
メモリー | 8GB | ~16GB | ~12B | ~8GB |
ストレージ | SSD 256GB | SSD ~512GB | SSD ~512GB HDD ~1TB |
HDD ~1TB eMMC ~64GB |
駆動時間 | 8時間 | 10時間 | 9時間 | 9時間 |
サイズ | 324.6×229.6×10.98mm | 328.8×228.5×19.7mm | 381.5×250.9×22.5mm | 298×210×20.3mm |
重量 | 1.2kg | 1.6kg | 2.15kg | 1.5kg |
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