暗所に強いレーザーAFが追加!
Xperia XZとX Compactが正式発表! カメラ強化とUSB Type-C採用で国内登場予定
ソニーモバイルは、ドイツ・ベルリンで行われるIFA 2016に先駆け、同社の新型スマホ「Xperia XZ」と「Xperia X Compact」を発表しました。
Xシリーズの真のハイエンド機「Xperia XZ」
Xperia XZは、Xperia Xシリーズのハイエンド機にあたる製品。CPUはSnapdragon 820、メモリーは3GB、ストレージは32もしくは64GB。ディスプレーは5.2型フルHD解像度(1080×1920ドット)で、日本での現行機種「Xperia X Performance」と比べるとやや大きく、「Xperia Z5」に近いサイズ感になっています。
XZはX Performanceと比べ、背面カメラが進化。背面の画素数は同じ約2300万画素ですが、新たにRGBC-IR(Red Green Blue Clear – Infrared)センサーとレーザーAFセンサーを搭載。RGBC-IRセンサーによって、より適切なホワイトバランスに自動で設定されます。加えて、レーザーAFは暗所でもすばやく焦点をあわせることができます。
また、動画撮影機能も強化。X Performanceでは消去されていた4K解像度撮影が復活したほか、デジタル手ブレ補正「インテリジェントアクティブモード」も進化。従来までの3軸からX軸+Y軸のシフトブレを補正でき5軸での補正になり、マクロでの撮影時などに効果的です。
そのほかにも、睡眠習慣を学習してバッテリーの充電スピードを調整し長寿命化させる「Battery Care」や、Xperiaでは初となるUSB 2.0 Type-C、Quick Charge 3.0の採用など、使い勝手も向上しています。
カラバリはミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルーの3色。X Performanceと同様の背面はほぼメタル仕様で、神戸製鋼の「アルカレイド」を採用することで、より深みのある色に仕上がっています。
「Xperia XZ」の主なスペック | |
---|---|
発売日 | 10月より順次 |
ディスプレー | 5.2型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 72×146×8.1mm |
重量 | 161g |
CPU | Snapdragon 820(クアッドコア) |
内蔵メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32もしくは64GB |
外部メモリー | microSDXC対応 |
OS | Android 6.0 |
カメラ画素数 | リア:23メガ/イン:13メガ |
防水/防塵 | ○/○ |
Qi | ─ |
生体認証 | 指紋センサー |
SIM形状 | nanoSIM |
バッテリー容量 | 2900mAh |
ミドルレンジのコンパクトモデル「Xperia X Compact」
Xperia X Compactは、その名前のとおり「Xperia X(ミドルレンジ機)の小型モデル」という位置づけ。そのため、CPUはSnapdragon 650。ディスプレーは4.6型HD解像度(720×1280ドット)、バッテリー容量は2700mAh(XZは2900mAh)と、XZに比べるとやや抑えめになっています。なお、メモリーは3GB、ストレージは32GBです。
USB 2.0 Type-Cの採用やセンサーが追加された2300万画素背面カメラなどはXZと同等ですが、4K動画撮影は不可。また、XZが防水防じんに対応しているのに対し、X Compactは非対応となっています。
カラーバリエーションは、ユニバースブラック、ホワイト、ミストブルーの3色。XZとは異なりプラスチック製ですが、その上に多層コーティングを施すことで陶器のような高級感を演出しています。
「Xperia X Compact」の主なスペック | |
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発売日 | 9月より順次 |
ディスプレー | 4.6型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 65×129×9.5mm |
重量 | 135g |
CPU | Snapdragon 650(ヘキサコア) |
内蔵メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリー | microSDXC対応 |
OS | Android 6.0 |
カメラ画素数 | リア:23メガ/イン:5メガ |
防水/防塵 | ─/─ |
Qi | ─ |
生体認証 | 指紋センサー |
SIM形状 | nanoSIM |
バッテリー容量 | 2700mAh |
グローバルでは9月から順次登場 日本でも期待!
最短でもXperia XZが10月以降、X Compactが9月以降にグローバルで展開予定。日本については時期は明言されていないものの「日本市場を含めたワールドワイドで展開予定」となっているため、2016-2017冬春モデルとしての登場が期待されます。
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