週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

暗所に強いレーザーAFが追加!

Xperia XZとX Compactが正式発表! カメラ強化とUSB Type-C採用で国内登場予定

2016年09月01日 20時15分更新

 ソニーモバイルは、ドイツ・ベルリンで行われるIFA 2016に先駆け、同社の新型スマホ「Xperia XZ」と「Xperia X Compact」を発表しました。

Xシリーズの真のハイエンド機「Xperia XZ」

 Xperia XZは、Xperia Xシリーズのハイエンド機にあたる製品。CPUはSnapdragon 820、メモリーは3GB、ストレージは32もしくは64GB。ディスプレーは5.2型フルHD解像度(1080×1920ドット)で、日本での現行機種「Xperia X Performance」と比べるとやや大きく、「Xperia Z5」に近いサイズ感になっています。

 XZはX Performanceと比べ、背面カメラが進化。背面の画素数は同じ約2300万画素ですが、新たにRGBC-IR(Red Green Blue Clear – Infrared)センサーとレーザーAFセンサーを搭載。RGBC-IRセンサーによって、より適切なホワイトバランスに自動で設定されます。加えて、レーザーAFは暗所でもすばやく焦点をあわせることができます。

 また、動画撮影機能も強化。X Performanceでは消去されていた4K解像度撮影が復活したほか、デジタル手ブレ補正「インテリジェントアクティブモード」も進化。従来までの3軸からX軸+Y軸のシフトブレを補正でき5軸での補正になり、マクロでの撮影時などに効果的です。

 そのほかにも、睡眠習慣を学習してバッテリーの充電スピードを調整し長寿命化させる「Battery Care」や、Xperiaでは初となるUSB 2.0 Type-C、Quick Charge 3.0の採用など、使い勝手も向上しています。

 カラバリはミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルーの3色。X Performanceと同様の背面はほぼメタル仕様で、神戸製鋼の「アルカレイド」を採用することで、より深みのある色に仕上がっています。

「Xperia XZ」の主なスペック
発売日 10月より順次
ディスプレー 5.2型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 72×146×8.1mm
重量 161g
CPU Snapdragon 820(クアッドコア)
内蔵メモリー 3GB
内蔵ストレージ 32もしくは64GB
外部メモリー microSDXC対応
OS Android 6.0
カメラ画素数 リア:23メガ/イン:13メガ
防水/防塵 ○/○
Qi
生体認証 指紋センサー
SIM形状 nanoSIM
バッテリー容量 2900mAh

ミドルレンジのコンパクトモデル「Xperia X Compact」

 Xperia X Compactは、その名前のとおり「Xperia X(ミドルレンジ機)の小型モデル」という位置づけ。そのため、CPUはSnapdragon 650。ディスプレーは4.6型HD解像度(720×1280ドット)、バッテリー容量は2700mAh(XZは2900mAh)と、XZに比べるとやや抑えめになっています。なお、メモリーは3GB、ストレージは32GBです。

 USB 2.0 Type-Cの採用やセンサーが追加された2300万画素背面カメラなどはXZと同等ですが、4K動画撮影は不可。また、XZが防水防じんに対応しているのに対し、X Compactは非対応となっています。

 カラーバリエーションは、ユニバースブラック、ホワイト、ミストブルーの3色。XZとは異なりプラスチック製ですが、その上に多層コーティングを施すことで陶器のような高級感を演出しています。

「Xperia X Compact」の主なスペック
発売日 9月より順次
ディスプレー 4.6型液晶
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 65×129×9.5mm
重量 135g
CPU Snapdragon 650(ヘキサコア)
内蔵メモリー 3GB
内蔵ストレージ 32GB
外部メモリー microSDXC対応
OS Android 6.0
カメラ画素数 リア:23メガ/イン:5メガ
防水/防塵 ─/─
Qi
生体認証 指紋センサー
SIM形状 nanoSIM
バッテリー容量 2700mAh

グローバルでは9月から順次登場 日本でも期待!

 最短でもXperia XZが10月以降、X Compactが9月以降にグローバルで展開予定。日本については時期は明言されていないものの「日本市場を含めたワールドワイドで展開予定」となっているため、2016-2017冬春モデルとしての登場が期待されます。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事