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故障などによる装置のダウンタイム削減に貢献する

NTTドコモ通信を用いた医療機器向け総合保守サービス

2016年08月26日 19時37分更新

HORIBA MEDISIDE LINKAGE システム全体像

 堀場製作所は8月26日、医療用機器向けの総合保守サービス支援システム「HORIBA MEDISIDE LINKAGE」の提供を開始する。

 HORIBA MEDISIDE LINKAGEは、堀場製作所の小型自動血球計数CRP測定装置「Microsemi LC-767CRP」の稼働状況を、NTTドコモが提供する通信ネットワークサービスを使用して管理するシステムだ。メンテナンス時期などの情報を集中監視し、故障などによる装置のダウンタイム削減を行なうという。

 このシステムにより、装置の稼働情報やメンテナンス時期等を遠隔で常時モニタリングすることが可能になる。また、本システムで取得したデータは、日本システムウエアが運営するIoTクラウドプラットフォーム「Toami」上で提供されるアプリケーションと連携する。

 Toamiにより装置の様々なデータを可視化することで機器制御やデータ分析などが可能となる。同システムは、10月よりフクダ電子の新メンテナンスプログラムとして提供を開始する。2020年には同システムを検査装置の稼働台数6000台をめざすとのこと。

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