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日本円でおよそ5万円~6万円

VRチップはサムスンと共同開発! 一体型HMD「IDEALENS K2」9月発売

2016年08月23日 15時26分更新

 中国アイデアレンズは8月11日、中国・北京で開催した発表会にて、一体型VRヘッドマウントディスプレイ「IDEALENS K2」を9月15日に発売することを発表した。日本市場への進出とコンテンツ協力はクリーク・アンド・リバーが行う。

 価格は3499元、日本での発売日および販売価格は未定だが、8月22日現在の為替レートで約5万2954円だ。

IDEALENS K2

 発表会当日には、サムスン電子のバイスプレジデントが登壇し、アイデアレンズ社と技術的な提携を行い、VRチップ「Exynos VRチップ」を共同開発したことなどが発表された。

 また、コントローラー・外部トラッキングセンサー・360度カメラなど、周辺機器の発表や、すでにゲームなどを含む200以上のコンテンツがプラットフォームに搭載することが発表され、ハード、ソフトの両面で準備が出来ていることがアピールされた。

国内外より200以上のコンテンツを準備

360度カメラ「IDEALOEYE」も発表された

価格は中国元

 日本国内での発売日および価格は未定だが、日本市場進出に関してクリーク・アンド・リバー社がすでに協力していることから、日本でも9月15日以降、近い時期に発売がアナウンスされるかもしれない。

 「IDEALENS K2」は、視野120度、タイムラグが17ms(ミリ秒)、質量290グラムで、PCやスマホを用意することなく単体で使用することが可能な一体型VRHMD(ヘッドマウントディスプレイ)だ。

「IDEALENS K2」製品概要

発売日:中国で9月15日(日本発売日は未定)
販売価格:3499元(8月22日為替レートで約5万3000円)
外形寸法 : HMD*本体部分のみ: 129mm×183mm×105mm
質量: HMD*本体部分のみ: 約290g
ディスプレイ方式  : OLED
ディスプレイ解像度 : 1200×1080×2
視野角 : 120度
リフレッシュレート : 90Hz
遅延 : 17ms 搭載センサ : 9軸検出システム(3軸ジャイロ・3軸加速度・3軸地磁気)
各センサ応答時間 : ≤2ms
プロセッサ : CPU/ Exynos 7420 GPU/ Mali-T760 MP8
メモリー : ROM/ 32G eMMC (OS、内蔵ソフトを含む)RAM/3G LPDDR3
拡張メモリー : micro SD (最高128G)
Wi-Fi : 2.4G/5G 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth : 4.0、3.0、2.0
接続端子 : micro USB 2.0端子、 3.5mm ステレオヘッドフォン端子
充電 : 約3.5時間(2A急速充電対応)
電池消費時間 : 約2.5~6時間(コンテンツによる)

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