今回は、HTC Vive向けのVRシューティング『The Nest』をレビュー。このゲームはFPSの形式で、ライフルを扱うスナイパーとなってロボットたちを殲滅するゲームとなっている。望遠スコープ付きのライフルで一撃必殺を狙う快感がある一方、敵からの攻撃を受けるとすぐに倒されてしまうというスリルも存在する。
8月12日時点では日本語に対応していないものの、ルールがシンプルのため直感的に楽しむことが出来る。さっそく紹介しよう。
スナイパーライフルで一撃必殺を狙え!
このゲームではHTC Viveのコントローラを1つだけ使用する。コントローラはVR空間ではスナイパーライフルとなるので、実際のライフルを構えるように両手でコントローラを扱うと、よりゲームに没入できるだろう。また、ライフルのスコープを覗いて銃撃する、壁に身を隠して敵の銃撃を防ぐといったシステムも、狙撃手としてのリアルな感覚を覚えるものとなっており、まるで本物のスナイパーになった気分を味わえるのが本作の最大の魅力だ。
ゲームを開始すると、まず初めに操作のチュートリアルを受けることが出来るので、ここで射撃やスコープの使い方などを学ぼう。
チュートリアルを終えると、まずは建物の小部屋からスタート。小部屋には街を見渡せる場所が存在し、そこから外を覗くと、敵であるロボットの集団が……。このロボットたちをライフル一本で殲滅していくのがプレイヤーの目的だ。
コントローラのトリガーを引くことでライフルによる銃撃を行えるほか、トラックパッドを左右どちらかに押し込むことで、ライフルについているスコープの倍率を調節できるようになっている。スコープ無しでは遠くのロボットにうまく銃弾を当てることが出来ないが、スコープを活用することで、ロボットの頭部を狙い一撃必殺で仕留めることも可能になるのだ。
身を隠しつつ敵を殲滅せよ!
ロボットも一方的に撃たれているわけではなく、一撃で仕留めきれなかったり、ライフルでの銃撃を外してしまうと、プレイヤーに気づいて応戦してくる。ロボットの攻撃は、センサーでこちらを探してから銃撃してくるものとなっており、攻撃された場合は小部屋の中に身を隠して防御する必要がある。プレイヤーの耐久力は少ないので、ロボットに反撃された場合は確実に回避するようにしよう。
ゲームを進めていくと、ロボットの頭部にガードがついて耐久力が上がるなど、一筋縄ではいかなくなってくる。その場合もスコープで狙いを定めて弱点を狙うことを繰り返せば倒すことが出来るので焦らずに一体一体倒すことが重要だ。
本作は1ステージを十数分ほどでクリアすることができ、本物の狙撃手の感覚を手軽に味わうために最適なコンテンツとなっている。8月14日現在は早期アクセス版となっており、筆者がプレイした時点ではまだ遊べないモードなどもあったため、今後の開発を楽しみに待ちたいところだ。
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