通勤や買い物などに利用するICカードは毎日に欠かせない存在になりました。その一方で、我々は突然、残額不足によって恥をかくという危険性を抱え込むことになったのです。
いささか大袈裟な表現だったかもしれません。しかし、誰しも経験があると思うのですよ。改札で、あるいは買い物の支払いで、読み取り部分にサッとカードをかざしたものの、残額が足りず「ビー!」という警告音が発生――それで落ち込むこと、あったりしませんか。
いやまあ、前もってチャージしておけという意見も、日頃から残額を気にかけておけという意見もあるかとは思います。しかしながら、往々にして気づいたときには時すでに遅し、残額がすっかり足りなくなっていたりするのがありがちなパターンでして。
どうしたらいいのでしょうか? 定期入れで残額が見られればいいんじゃないか。すなわち、「miruca(ミルカ)」を使えばいいんじゃないかという話になります。
mirucaはプラスチック製の定期入れでして、ICカードが1枚入るようになっています。使い方はカンタンで、カードを正しい向きに挿入して、ボタンを押すだけでICカードの残高が表示されます。ほかに余計な機能は一切ありません。シンプルで、薄い。ここが何よりも大事ではないかと思います。
さらに、ICカードの利用時……つまり改札を通ったときや買い物をしたとき、そこでも残額が表示されます。これは地味ながらありがたい配慮でして、つまり残額がいくらなのか気づきやすい。ボタンを押して表示する機能にもまして、うれしいところかもしれません。
対応電子マネーは、Suica、PASMO、nanaco、ICOCA、Kitaca、manaca、TOICA、PiTaPa、 はやかけん、nimoca、SUGOCA、Suica・PASMOを搭載したICキャッシュカード・クレジットカードなど。
ちなみにCR2016電池1個で動作し、1日に5回使用した場合、およそ1年も寿命が持つとしています。本体サイズは収納時がおよそ幅58.5×奥行き5.6×高さ88mm、重量はおよそ24g。
カラーはブラック、レッド、ブルーの3色。価格は3218円。この機会にぜひ。
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