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額に貼って片頭痛を防止する医療機器「Cefaly II」

2016年07月21日 20時00分更新

片頭痛を防止する医療機器「Cefaly II」

 電子パルスで三叉神経の上部を刺激して、血管による神経への圧迫を減らすことで片頭痛を防止する米CEFALY Technology社の「Cefaly II」は、FDA(米国食品医療品局)の承認を受けた医療機器。

 USB充電対応のバッテリーを内蔵し、外出先でも手軽に利用可能。利用時間は1日に1回20分間となっている。同社は臨床試験で片頭痛発作が54%減少、患者の頭痛薬消費量を75%削減できたとしている。なお、副作用の確率は4.3%とのこと。

 「Cefaly II」の対象ユーザーは18歳以上で、現在は米国のみで提供中。価格は本体が349ドル(約3万7400円)、20回利用できる電極パックは3個セットで25ドル(約2700円)。購入の際は処方箋が必須なため日本からの購入はムリそうだが、頭痛持ちはいちど体験してみたいデバイスだ。


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