電子パルスで三叉神経の上部を刺激して、血管による神経への圧迫を減らすことで片頭痛を防止する米CEFALY Technology社の「Cefaly II」は、FDA(米国食品医療品局)の承認を受けた医療機器。
USB充電対応のバッテリーを内蔵し、外出先でも手軽に利用可能。利用時間は1日に1回20分間となっている。同社は臨床試験で片頭痛発作が54%減少、患者の頭痛薬消費量を75%削減できたとしている。なお、副作用の確率は4.3%とのこと。
「Cefaly II」の対象ユーザーは18歳以上で、現在は米国のみで提供中。価格は本体が349ドル(約3万7400円)、20回利用できる電極パックは3個セットで25ドル(約2700円)。購入の際は処方箋が必須なため日本からの購入はムリそうだが、頭痛持ちはいちど体験してみたいデバイスだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります