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Pokke、日本の観光名所の音声ガイドアプリ

2016年07月26日 07時00分更新

「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。

 美術館や博物館にある音声ガイドのように、日本中の観光名所にまつわる話を音声ガイドで聞けるアプリが『Pokke』だ。2016年6月29日にベンチャー企業のMEBUKUがリリース、iPhoneとAndroidアプリがある。デジタルハリウッドの起業家育成スクールG’s ACADEMY主催の“Global Geek Audition Vol.2”で優勝、旅行業界の国際カンファレンス“WIT JAPAN & NorthAsia 2016”で観客が選ぶNo.1プロダクトに選ばれている。

「あなただけのガイドをポケットに」をコンセプトに、旅先でただ観るだけでなく、観光名所が心に残る“聴く観光ガイド”をしてもらえるアプリ。音声ガイドは1スポットにつき、3分程度のガイドが複数入っていて、合計30分程度のボリュームとなっている。マップ機能でいまどこにいるかがわかり、次の音声に対応する地点までガイドしてもらえる。Pokkeを聴きながら自分のペースで見学が可能だ。

 現在対応する地域、スポットは六義園、小石川後楽園、日光東照宮、鎌倉、出雲、秋葉原ツアーなどで対応スポットは随時追加されていく予定だ。土地にまつわる伝承や、庭園の成り立ち、歩んできた道のりなど、旅の記憶を豊かにしてくれるコンテンツだ。

 日本語のほか、英語にも対応。インバウンド需要に応え、今後はほかの言語も増えていく予定。また地域やスポット以外にも美術館や博物館などにも音声ガイドの掲載を募集しており、観光音声ガイドのプラットフォームとしても期待できそうだ。現在は無料で公開されているが、有料コンテンツも登場する予定だ。

■関連サイト
Pokke

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