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ロープレで接客の技を磨くナレッジシェアアプリ「TANREN」を体験してみた

2016年07月20日 06時30分更新

ロープレ練習をしてもらいたい課題を登録する

 TANRENはブラウザ上で動作するアプリで、PCでもスマホでも利用できる。アカウントの設定が完了したら、まずは見本動画の撮影から。スタッフに課題としてやってもらいたいスキルであるスペシャリストの動作を見本として登録するのだ。今回は、ショートカクテルを作る際の「シェイキング」を例に課題を作成してみる。

 当然、原価BARでは社長のシェイキングが一番上手なので、見本として撮影する。その際は、スマホアプリの「TanrenCamera」を利用する。ビットレートを落とし、ファイルサイズをコンパクトにできるのが特徴だ。店内が暗い場合などはiPhoneの標準Cameraを利用し、光量をアップさせて撮影することも可能。ただし、この場合はファイルサイズが大きくなる。

 動画をアップしたら、課題を作成する。テーマやその説明などを設定し、先ほど撮影した見本動画を登録。課題提出の期限を設定したら、評価項目を6つ設定する。例えば「電話予約の受け方」の練習であれば、「声の大きさ」「言葉遣い」「応対方法」「滑舌」「ご用件伺いが的確か」「復唱確認」などを設定する。今回は、シェイキングがテーマなので、シェイクの長さやリズム、動作の切れなどの6項目を設定した。その後、課題を行う人と課題を評価する人を設定して完了。課題が作成されたことがメールで通知される。

動画の撮影には「TanrenCamera」を利用。iPhone標準カメラで光量をアップさせて撮ることも可能

シンプルな動画撮影カメラで、自動でファイルサイズを縮小する機能を備えている

見本となるスキルマスターの動画を撮影する

TANRENにサインインし、メニューから「課題を作る」をタップする

「新規追加」をタップする

テーマや説明、サムネイルなどを設定し、「見本動画を選択」で撮影した動画を指定する

課題の期限を指定する

評価項目を6つ設定する。必ず6個入れるのがキモ

課題を提出してもらうグループを選択する

提出された課題を評価するユーザーを指定する。全員お互いに評価することも可能

メールを送信し、スタッフに課題を提出してもらう

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